スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)

鯉昇師、使うアイテムを見てわかる通り、客の脳内にしまわれている茶の湯を、軽く裏切ってくるところがたまらない。 鯉昇師にとっては、「古典落語を語りなおす」ことが、どうやら最重要の仕事みたいだ。 しかし、裏切りは表面的にはご… 続きを読む スクエア荏原あじさい寄席(中・おせつときょうた)

新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(下)

立川志ら乃師の「火焔太鼓」。最初はちょっとなと思ったのだが、繰り返し聴いたら慣れてきた。 他団体にはいないリズムの語りだが、ひとつの体系を作り上げた語り口にはなっているのだなと。師匠そっくりだから唯一無二とはいえないにせ… 続きを読む 新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(下)

新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(上)

昨年も行った国立演芸場の、小遊三師のトリを聴きにいこうと思っているのだが、〆切が。 とりあえずネタのないときにはTVから拾います。 桂宮治師の情熱大陸は、我々が普段覗けない学校寄席の模様が面白かった。 前座の頃からやって… 続きを読む 新番組「落談」より・・・落語談義よりもナイツ塙が面白い(上)

寄席の色物はどこの一門所属なのか

ABCラジオの「なみはや亭」を聴いていた。今週はライブラリからの音源で、先代桂文枝の「宿屋仇」。いはちー! その高座が終わったあと、東京かわら版の「東西寄席演芸家名鑑2」の」紹介があった。かわら版の編集者と電話をつないで… 続きを読む 寄席の色物はどこの一門所属なのか

寄席の救世主「林家ペー」(浅草お茶の間寄席)

コロナ禍でもわりとネタが続く、でっち定吉落語日常&非日常。 昨日の南光師の記事が、累計1,000記事めです。 削除したものも若干あるし、Yahoo!ブログ時代の続きものはまとめて一記事にしているため、区切りの数字にさした… 続きを読む 寄席の救世主「林家ペー」(浅草お茶の間寄席)

太神楽にも笑いが欲しい(タモリ倶楽部より)

タモリ倶楽部で「太神楽第7世代」という特集をしていた。 寄席の色物さんがこの番組に登場するのは珍しい。今日はこのネタ。 出てきたのは以下の若手4人。キャリア7年または8年。 鏡味仙成(24) 鏡味よし乃(27) 鏡味小時… 続きを読む 太神楽にも笑いが欲しい(タモリ倶楽部より)

寄席の漫才を充実させる

池袋に小せん師を聴きに行き、4日間にわたってその模様をお届けしたところである。 池袋の下席昼席は、落語協会固定の席。時間が短く、その分安い。私はこの特殊な席に、高い確率で通っている。 昼席から夜席の仲入りあたりまで居続け… 続きを読む 寄席の漫才を充実させる

Wモアモア解散と熟年解散について

今週からニッポン放送で、ナイツの帯が始まった。月~木で2時間半の枠を、音楽を入れずに喋りまくる。 そして既存の木曜ビバリーと、土曜日のちゃきちゃき大放送(TBS)もそのままというすごいスケジュール。 寄席にも出続けるだろ… 続きを読む Wモアモア解散と熟年解散について

ナオユキ

たまには色物さんを。 昨年9月に「浅草お茶の間寄席」で放映していた漫談のナオユキを取り上げます。 芸術協会が落語協会に勝っているのは、色物さんの質とバリエーション。 浅草お茶の間寄席、突然映らなくなったことをお伝えしたが… 続きを読む ナオユキ