落語の「教え魔」(下)

落語における教え魔は危険かつ有害。それは、ひとに上から接したいという誘惑が、観劇のマナーにおおむね抵触するからだ。 私が何度も書いている、次の悪マナーも、すべて教え魔的欲望に起因しているのだ。それに気づいた。 マクラの時… 続きを読む 落語の「教え魔」(下)

落語の「教え魔」(上)

松山英樹のマスターズ優勝で世間は盛り上がっている。 ネットを松山英樹から巡回し、ゴルフの世界を通り過ぎて、ちょっと以前の未読コラムに行きついた。 善意で他人を困らせる「教え魔」の残念すぎる生態 「頼んでもいないのに&#8… 続きを読む 落語の「教え魔」(上)

国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(下)

笑点の人気者小遊三師。 当然、面白い落語をするものと思っている人が多いだろう。間違いではない。 私も、1枚にまとめたディスクでもって小遊三師を聴くのだが、まとめて聴くと実際、本当に楽しい。 しかし面白落語だと思って対峙す… 続きを読む 国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(下)

国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(上)

確定申告の最終日、税務署のポストに申告書を投げ込み、そのついでにちょっと落語へ出向く。 日曜に桂雀々師の長講2席を聴いた。これがまだズシリと来ていて、ハナから寄席で長居する気になれない。仕事もしなきゃ。 でも国立演芸場で… 続きを読む 国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(上)

拝鈍亭の桂雀々(下)「仔猫」

当ブログ、上方落語を出すと個別記事のアクセスが落ちがちです。 今回もそんな傾向があるようだ。ちょっとだけ。 私は上方落語ももっと聴きたい。上方の師匠もよく東京で会を開いているが、料金が高めになるのだけどうも。仕方ないこと… 続きを読む 拝鈍亭の桂雀々(下)「仔猫」

拝鈍亭の桂雀々(上)「不動坊」

東京かわら版の巻末、落語会の一覧に毎月目を通していると、だんだん気になる会ができてくる。 そのうちのひとつ。雑司ヶ谷の「拝鈍亭」に行ってきた。予約不要のこういう会が好き。 本浄寺という、日出通りに面したお寺にある、立派な… 続きを読む 拝鈍亭の桂雀々(上)「不動坊」

柳家蝠丸「田能久」

3週続けて「日本の話芸」を。 この日曜日は落語を聴いてきて、満足もした。ネタ切れでやむを得ずテレビから拾うわけではないのです。 日本の話芸は再放送が2回ある。そちらを視てから検索する人のために、記事があったらいいじゃない… 続きを読む 柳家蝠丸「田能久」

落語における「しくじり」ということば

ほぼ毎日更新(時間バラバラですみません)の「でっち定吉らくご日常&非日常」には、姉妹ブログがあります。 ご紹介するのはまったく初めてである。 ライター与太郎の五目講釈 キャッシュレスがメイン。私の本業の分野。 落語界、唯… 続きを読む 落語における「しくじり」ということば