令和の落語界における「笑点」の地位 その1

昨日のコムマコ会見にはいろいろ触発されることが。ただ先日も書いてるから、もういいでしょう。 墓穴を掘り、国民から見事な総スカンを食らってしまった勘違い夫妻に対し、「国民の多数」の立場から叩き続けるのは私の美意識にそぐわな… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その1

リアリティ番組としての笑点(下)

笑点のファンでも、テラスハウスと同様、知らないうちにネタを信じ込んでいる人がいるはず。 好楽師なんて、本当にうろ覚えで落語やってると思っている人、多いのでは。「仕事ない」まで信じていたら、さすがに社会人としてかなり異常だ… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(下)

リアリティ番組としての笑点(中)

(上)に戻る リアリティ番組「テラスハウス」が、台本はないと標榜しつつ、その実ほぼすべてが演出であったという報道から、笑点を連想した。 笑点とは、こういう番組であると世間に認知されている。 シャレの利くベテラン噺家が、当… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(中)

リアリティ番組としての笑点(上)

どうもご無沙汰しております。 ブログの更新を減らしたら、日々のアクセスは減らず、個々の記事のアクセスが増えた。 更新頻度を減らしたのは戦略ではなくて、ただのネタ切れ。とはいうものの、今までの更新頻度が無意味に高すぎたらし… 続きを読む リアリティ番組としての笑点(上)

1998年の三遊亭好楽「小言念仏」

三遊亭好楽という師匠は、落語界において格別な地位を占めている。 師は円楽党の会長である。今後の落語界再編のキーマンとなるひとり。 落語芸術協会会長・春風亭昇太師とのパイプは、大きくものをいう。 そして落語協会相談役の林家… 続きを読む 1998年の三遊亭好楽「小言念仏」

笑点と政治風刺(下)

森友学園や桜を見る会、年金2千万問題など、笑点に限らず落語では鉄板ネタ。 マクラよりも、噺本編のクスグリとして上手にぶち込むと、とても面白い。 例として、浅草お茶の間寄席の柳家喬太郎「死神」。呪文が「あじゃらかもくれん定… 続きを読む 笑点と政治風刺(下)

春風亭昇太の少年時代工房「流しそうめん」

宴会の花道/マサコ 春風亭昇太師は、落語はカミカミなのにとても器用な人である。ドラマでも人気だが、笑点以外のTVバラエティでも大活躍。 もちろん、カミカミ落語の評価も人気も高くてこそだけど。 BS朝日でやっている「春風亭… 続きを読む 春風亭昇太の少年時代工房「流しそうめん」