いい自虐と悪い自虐

自虐については、一度書いたことがある。 「自虐」警報 噺家の自虐について、第2弾。 先週の笑点(地上波と特大号)を観ていて思ったのだが、各メンバーの自虐がますます冴えわたってきたなと。 好楽師など、すでに「適当にやって早… 続きを読む いい自虐と悪い自虐

三遊亭小遊三「雑俳」

雑俳という古典落語、普通に「ざっぱい」で変換して出てくる「雑排」で間違えてSNSに上げてる人が多いので、気を付けましょう。 試しにツイッターで検索掛けたらまあ、あるわあるわ。 ちなみに、明烏を「明鳥」と書いてアップしてい… 続きを読む 三遊亭小遊三「雑俳」

国立演芸場21(下・三遊亭小遊三「たいこ腹」後編)

小遊三師がよく語る、大師匠先代三遊亭圓馬の話。 戦前は食えないのでたいこ持ちをして、戦後また戻ってきた。 先代圓馬の経歴にこんなこと書いてないので、圓馬からの又聴きの話であったろうか? 幇間経験者の噺家に、たいこ持ちは大… 続きを読む 国立演芸場21(下・三遊亭小遊三「たいこ腹」後編)

国立演芸場21(上・三遊亭小遊三「たいこ腹」前編)

月の半ばなのに、今月早くも5席目である。ちょっとオーバーペース。 国立演芸場はさよなら公演中。上席(林家正蔵)にも出かけたのだが、下席にも。 この小遊三師匠の芝居は3年連続で参加している。 噺家の中で小遊三師匠が一番好き… 続きを読む 国立演芸場21(上・三遊亭小遊三「たいこ腹」前編)

国立演芸場18(下・三遊亭小遊三「船徳」)

ヒザはコントD51。お見かけするのは一体何年振りだろうか、 少なくとも、当ブログを始めてからは初。 寄席のコントといえば芸協。まずコント青年団。 チャーリーカンパニーが抜けてしまったが(よくわからないが日高てん師匠だけ芸… 続きを読む 国立演芸場18(下・三遊亭小遊三「船徳」)

三遊亭小遊三の偉大さを改めて考える

締め切りがあって、今年初めてブログ一日お休みしました。 仕事のほうは結局書き上がらず、延ばしてもらったんだけど・・・ 無理な仕事を受けちゃいけないです。 さて当ブログもおかげさまで、すっかり露出が増えました。 新規流入経… 続きを読む 三遊亭小遊三の偉大さを改めて考える

小遊三の会@国立演芸場(下・へっつい幽霊)

仲入り休憩後の登場はぴろき先生。明るく陽気に行きましょう。 プログラムには「ギタレレ漫談」と書いてある。ずいぶん以前にウクレレに替わってるのにね。 ぴろき先生はテレビの登場も多いのでおなじみだし、出すネタも知っているもの… 続きを読む 小遊三の会@国立演芸場(下・へっつい幽霊)

小遊三の会@国立演芸場(中・かぼちゃ屋)

若い小遊三 爆笑落語集 「崇徳院」/「悋気の火の玉」 [ 三遊亭小遊三 ] 価格:1732円(税込、送料無料) (2021/9/15時点)   楽しいマクラから、さあそろそろ落語しますかという雰囲気へ。 「バカ… 続きを読む 小遊三の会@国立演芸場(中・かぼちゃ屋)

小遊三の会@国立演芸場(上・コロナ禍の小遊三師匠)

平日(火曜日)夜の落語会。 寄席好きの私には珍しく、先月のかわら版で見つけ、早めに予約を入れておいた会である。 三遊亭小遊三師の独演会。 演目はネタ出し。 「かぼちゃ屋」ではなく「南瓜や」と書かれているのだが、あまりなじ… 続きを読む 小遊三の会@国立演芸場(上・コロナ禍の小遊三師匠)

国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(下)

笑点の人気者小遊三師。 当然、面白い落語をするものと思っている人が多いだろう。間違いではない。 私も、1枚にまとめたディスクでもって小遊三師を聴くのだが、まとめて聴くと実際、本当に楽しい。 しかし面白落語だと思って対峙す… 続きを読む 国立演芸場の三遊亭小遊三「船徳」(下)