「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その7(親子酒)

7月29日の池袋夜席「小ゑん落語ハンダ付け」の案内メールが来た。 ゲストは橘家文蔵師匠。 ネタ出しは、「鉄寝床」柳家小ゑん、「寝床」橘家文蔵だって。 なんと、「おなじはなし」だ。行こうかな。 文蔵師と小ゑん師はしばしば寄… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その7(親子酒)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その6(桃太郎)

前回と同じ国立能楽堂が舞台の「おなじはなし寄席」。 国立劇場・演芸場の建て替えにより、ここでも国立劇場の既存公演が行われることが発表されているが、はたして落語はあるかどうか。 落語は北千住というのが私の予想。 同じ舞台だ… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その6(桃太郎)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

もう2週間前にオンエアされた番組をようやく取り上げます。 1年前の同特番から連番でもって「その5」とします。 その1はこちらです。 6月5日が「落語の日」だからなんだと。ろくごね。 「落語の日」はまるで意識したことがない… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

もう続きものが4回目になってしまった。勝手に伸びるのです。 落語というものは、演者に楽しく騙してもらうもの。 「6つ」(あるいは7つ)まで皿を数え、さあ逃げるぞというときに、大会場だったら当然間に合わない。 この仕組みに… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その4(お菊の皿・後半)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)

後からやるのに、ほとんど気にしなかったという柳家わさび師。 きっと本当でしょう。この番組でも、ほとんど気にしない演者もいるのを見てきた。 しかし、冒頭のキャッチフレーズ「辛口のユーモア」って、この猫の皿に関していえば看板… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その3(猫の皿・後半/お菊の皿・前半)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その2(猫の皿・前半)

さて、噺をちゃんと聴いていきましょう。 上方は爆笑、江戸は端正なんて紋切り型でしばしば言うのだが、実際の高座のカラーは千差万別。 非常に古典芸能っぽい端正な吉坊師と、実に緩いわさび師との対比。実に極端で、いい組み合わせ。… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その2(猫の皿・前半)

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その1(番組へツッコミ)

おなじはなし寄席のファンの方、ご無沙汰しております。 「あたま山」の回以外はすべて取り上げていたのだが、最終回(将棋の殿様)はまたスルーした。 今回改めてちょっと聴いてみたけど、やはりネタにはならなんだ。 私としては、全… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その1(番組へツッコミ)

小ネタ集・林家木久扇師骨折やクラファンなど

猫忠/将棋の殿様 今日も小ネタ集です。というか、思いつきの展開。 林家木久扇師が骨折とのこと。コロナ禍の折に入院とは。 早くよくなっていただきたいという以外にない。 それにしても83ですからね。こんな元気で明るいおじいち… 続きを読む 小ネタ集・林家木久扇師骨折やクラファンなど

BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その13「蛇含草」

柳亭左龍「そば清」に戻る そば清は西にはないが、東で蛇含草を掛ける人は数人いる。 瀧川鯉昇師が有名。林家木久扇師も持っている。 私は、円楽党の三遊亭楽大師から二ツ目時代に聴いた。板前上がりの食いしん坊。 そば清と蛇含草、… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その13「蛇含草」

BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その12「そば清」

おなじはなし寄席が、1クール終わってまだ続いている。嬉しいことである。 同じ噺の対決というメインテーマよりも、東西の名師匠が同じ土俵でがっぷり四つに組むところに、個人的には味わいを感じている。 そして芸談の価値。 今回は… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その12「そば清」