チャリ亭@らくごカフェ(下・入船亭扇辰・噺家の震災支援のありかた)

刀屋という噺はそうたびたび聴くものではないが、いずれの演者にも統一する気配というものはある。 刀屋の主人はおおむね、徳三郎を軽く見ている。 徳の野郎が万一血迷った行動に出ても、腕に覚えもあるのだろう。 あらゆる面で優位に… 続きを読む チャリ亭@らくごカフェ(下・入船亭扇辰・噺家の震災支援のありかた)

大吉原落語まつり その3(入船亭扇辰「麻のれん」)

続いて扇辰師。 登壇の前に、高座の後ろの仏様(閉まっていて見えない)に手を合わせて笑わせる。 いやー、立派なお寺だねえ。中村屋さんのねえ(扇風機でよく聞こえない)。 扇辰師は本編は声を張り上げる人だが、マクラは省エネ気味… 続きを読む 大吉原落語まつり その3(入船亭扇辰「麻のれん」)

みずほ寄席(下・入船亭扇辰「蕎麦の隠居」)

私は本寸法マニアを自認してはいない。面白古典も新作も楽しむ。 それでも古典の本寸法2席を聴いて、脱帽です。 竹の水仙でこの会が終わったとして、何の不満もなく帰れたと思う。 だが仲入り休憩である。すごい贅沢。 それでも、仲… 続きを読む みずほ寄席(下・入船亭扇辰「蕎麦の隠居」)

みずほ寄席(中・入船亭扇辰「竹の水仙」)

竹の水仙・団子坂奇談 前座で寝せてもらいリフレッシュ。 最初に上がるのは古今亭菊之丞師。プログラムはなくて、どういう構成なのかはまったく知らない。 2016年にブログ始めてから遭遇した菊之丞師の高座数を数えてみたら、7席… 続きを読む みずほ寄席(中・入船亭扇辰「竹の水仙」)

入船亭扇辰独演会@ばばん場(下・「藁人形」)

入船亭扇辰4 価格:2096円(税込、送料別) (2022/6/25時点)   仲入り休憩を終えてもう一席。 扇辰師、高座に上がり、わざとっぽいのだが頭を天井の梁にコンとぶつける。 「真ん中、ここだよね」と床の… 続きを読む 入船亭扇辰独演会@ばばん場(下・「藁人形」)

入船亭扇辰独演会@ばばん場(中・「天災」)

扇辰師のメクリ、亭号も書いてあるが、「入船亭」の船の字が帆掛け船の絵になっていてカッコいい。 「立」という字の縦棒の左右に手縄というのか、帆を張るロープを二本描いている。 初めて見たが、寄席文字書家の遊び心はいいですね。… 続きを読む 入船亭扇辰独演会@ばばん場(中・「天災」)

入船亭扇辰独演会@ばばん場(上・風流な入船亭扇辰)

今月は前半にいろいろ出かけたのでやや自粛気味。2週間開いた。 来週から始まる仕事もあるので、今のうちに出かけたい。 若手を抜擢する池袋下席(主任・志う歌)に行こうかと思ったら、三三、一之輔と二人休演。 高田馬場「ばばん場… 続きを読む 入船亭扇辰独演会@ばばん場(上・風流な入船亭扇辰)

鈴本演芸場7 その6(柳家さん花「浮世床」)

仲入り休憩後、クイツキの小菊姐さんの後は、新真打の柳家さん花師。旧名小んぶ。 先日披露目を終えたばかりで、もうこんな深いところに顔付けされている。期待の新真打。 私は巡りあわせが悪く、二ツ目の末期になってから初めて遭遇し… 続きを読む 鈴本演芸場7 その6(柳家さん花「浮世床」)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

扇辰師の田能久、寄席で聴くものと比べどこがたっぷりか。まず峠の夜越で雨にやられ、小屋に飛び込む久兵衛さん。 まっくらな中でいろりを探り当て、火を吹いて灰を浴びて、なんとか火を起こす。実にリアルで楽しい。 それから、オロチ… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その1(入船亭扇辰「田能久」)

木曜の両国寄席(主任・鳳志)に行こうと思い、なんとか仕事を1件仕上げる。 仕上げて昼寝したら、しんどくなったのでやめた。 翌金曜は、亀戸梅屋敷寄席で、同じく鳳志師の主任。直前に確認すると、仲入りの好の助師が道楽師に替わっ… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その1(入船亭扇辰「田能久」)