用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)

粗忽長屋というものは、マメでそそっかしい八っつぁんと、無精でそそっかしい熊さんを描くもの、のはずだ。 だが小ふねさんに掛かると、二人とも同じ系統の粗忽の分身である。 二人は主観が強すぎるのに、しかし分身から相互の働きかけ… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(下・柳家小ふね「粗忽長屋」)

用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)

権之助師のお菊の皿。 お菊さんにはいろいろと付け届けがある。豆パンとか。 花束はよくない。かさばるから。現金が一番いい。噺家の祝儀みたいだねだって。 しちまーい、はちまーいと来て、やはり権之助師は「恐怖」を描くのに並々な… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(中・柳家小ふね「鮑のし」)

用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)

連休の間は死んだふりで仕事をコツコツ。決してはかどったわけでもないが。 連休最後の日の楽しみは、用賀の眞福寺。無料の落語会である(要ご浄財)。 年2~3回開催している。 この眞福寺落語会は、開催日がおおむね雑司が谷「拝鈍… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会3(上・柳家権之助「お菊の皿」)

用賀・眞福寺落語会2(下・桂文治「三年目」)

仲入り休憩後は再度の文治師登場。 学校寄席が現在一度で終わらず、学年を入れ替えて3回やるので大変だ。早く一度にできるようになって欲しいと。 故郷の大分で、中学の校舎が建て替わった。生徒も減ってコンパクトになった木造の綺麗… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会2(下・桂文治「三年目」)

用賀・眞福寺落語会2(上・柳家権之助「幽霊の辻」)

9月に予定していた落語会、第3弾。本日行ってきたばかりです。 用賀の名刹、眞福寺の会である。私の大好きな無料の会(要ご浄財)。 たっぷり4席だ。 この会は、昨年11月に初めて出向いた。その後正月(ゲスト駒治)、5月(ゲス… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会2(上・柳家権之助「幽霊の辻」)

用賀・眞福寺落語会(下・柳家㐂三郎「試し酒」)

権之助師、夢の話から天狗裁きへ。 うーん。楽しいマクラの後だが、これはもうひとつの感。 難しい噺だと思う。 常連客の前で、繰り返しでできた噺を新鮮に語るのは、とても難しい。 ハマると実に強い噺だけど。 ご本人もあまり手応… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会(下・柳家㐂三郎「試し酒」)

用賀・眞福寺落語会(上・柳家り助「子ほめ」)

またしても続き物をぶった切って現場の模様を。 昨日14日はいったんは埼玉・本庄の「柳家喬太郎・春風亭一之輔二人会」に行こうなんて考えたが、やめた。 ところで、当ブログを読んで「なんだ案外安く行けるんだな。じゃ行ってみよう… 続きを読む 用賀・眞福寺落語会(上・柳家り助「子ほめ」)

スタジオフォー四の日寄席3(下・古今亭駒治「オコッペ本線」)

仲入りの初音家左橋師は、百川。 過去2回来たこの会、いずれも左橋師がトリで、それぞれ見事な大ネタを聴いた。 だが百川という噺はなあ。なんだか、聴けば聴くほど飽きてくる。誰のでも。 どうしたもんでしょう。 噺がよくできすぎ… 続きを読む スタジオフォー四の日寄席3(下・古今亭駒治「オコッペ本線」)