池袋演芸場29(下・柳家蝠丸「叩き蟹」)

和牛解散により1日空きました。一昨日の続きに戻ります。 前座さん(立川幸路さんかな)が、開いたふすまを元に戻す。そして、ドラえもんクッションを高座に置く。 三遊亭とん馬師。 登場の順番は一度忘れる主義にしているのだが、本… 続きを読む 池袋演芸場29(下・柳家蝠丸「叩き蟹」)

柳家蝠丸「鬼娘」

ブログのネタが切れたときに重宝なのが浅草お茶の間寄席。あと2席ぐらいはネタのストックがある。 たまの登場を楽しみにしているひとりが柳家蝠丸師。 鬼娘とは? 四代目柳家小さんがこの噺を高座で掛けた直後、楽屋で倒れ、そのまま… 続きを読む 柳家蝠丸「鬼娘」

柳家蝠丸「さじ加減」日本の話芸から

絶賛ブレイク中の68歳超ベテラン、柳家蝠丸師が二度目の「日本の話芸」登場である。 数年前から寄席のトリが増えるなどブレイクの萌芽のあった師匠であるが、TBS落語研究会にも登場して、ややメディアジャックの気配。 あとは「演… 続きを読む 柳家蝠丸「さじ加減」日本の話芸から

浅草演芸ホール4 その6(柳家蝠丸「死ぬなら今」)

この夜席、振り返ると末広亭で出るような当たり前の古典落語がなかった。 面白いことである。 三笑亭可龍師もかなり珍しい「古着買い」。 一応知ってはいるが、聴いたことはないはず。 あまり掛からない理由はすぐわかる。啖呵が大工… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その6(柳家蝠丸「死ぬなら今」)

本寸法噺を聴く会 その5(柳家蝠丸「浜野矩随」)

二度目の仲入り休憩が開けると今度は三笑亭可風師。 このふわふわした人が大好きなのだが、遭遇機会は決して多くない。昨年12月の、蝠丸師の芝居で聴いて以来だ。 目当てのひとり。 この人はしくじってはいないが、移籍組。 落語協… 続きを読む 本寸法噺を聴く会 その5(柳家蝠丸「浜野矩随」)

池袋演芸場26(下・三笑亭可風「時そば」)

今日こそM-1の記事をと思ったのですが、ほぼなんにも書いていません。 とりあえず池袋に戻ります。 ちなみに本業のほうで急に来た締め切りがふたつあるので、明朝の更新は休んでしまう可能性大です。気が向いたら昼からなにかアップ… 続きを読む 池袋演芸場26(下・三笑亭可風「時そば」)

柳家蝠丸「田能久」

3週続けて「日本の話芸」を。 この日曜日は落語を聴いてきて、満足もした。ネタ切れでやむを得ずテレビから拾うわけではないのです。 日本の話芸は再放送が2回ある。そちらを視てから検索する人のために、記事があったらいいじゃない… 続きを読む 柳家蝠丸「田能久」

新宿末広亭の芸協(その6・柳家蝠丸とハワイの弥次郎)

先代文治 末広亭の6月中席、10日の興行のうちこの日を選んだのは、松喬師が出演するのともうひとつ、柳家蝠丸師の初日だから。 蝠丸師、トリの文治師、先に出た小文治師ともども、先代文治の弟子である。 1年前に高座から落ちて骨… 続きを読む 新宿末広亭の芸協(その6・柳家蝠丸とハワイの弥次郎)

池袋演芸場18 その2(柳家蝠丸「徂徠豆腐」)

この日池袋にやってきた主目的である昼席主任、柳家蝠丸師の高座から先に。 客は7割方埋まっていたか。平日としては盛況な部類だろう。 弟子のふくびきさんがあいびき(正座椅子)を持ってきて高座の横に置く。 なるほど、足を骨折し… 続きを読む 池袋演芸場18 その2(柳家蝠丸「徂徠豆腐」)

柳家蝠丸「昭和任侠伝」(下)

(上)に戻る 昭和任侠伝は上方発の新作落語で、先代桂春蝶が掛けていたものが有名。 蝠丸師はどなたに教わったのだろう。こういうものもお持ちとは知らなかった。 もっとも、この高座で蝠丸師が掛けているのは、きちんとストーリーを… 続きを読む 柳家蝠丸「昭和任侠伝」(下)