新宿末広亭5(中・エルシャラカーニは寄席漫才向き)

見台を片付け、マイクを出すので前座二人がかり。 派手な着物の桂南海さんは立前座だろう。この人ももうすぐ二ツ目だ。 続いては色物。坂本頼光先生の代演でエルシャラカーニ。 芸術協会員ではないが漫才協会員。サンミュージック所属… 続きを読む 新宿末広亭5(中・エルシャラカーニは寄席漫才向き)

神田連雀亭ワンコイン寄席50(下・春雨や風子「紙入れ」)

らくごカフェの模様を2日挟んだところで、いったん神田連雀亭に戻ります。 ちなみにこの日のワンコインは、ちょうどつ離れしてました。 この日の客は私と同じく鷹治、風子が目当てで、2番手の人については、知っていて好きじゃない気… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席50(下・春雨や風子「紙入れ」)

2023NHK新人落語大賞のいろいろ(上)柳家吉緑の魅力

柳家花緑 特選まくら集  多弁症のおかげです! (竹書房文庫) [ 柳家花緑 ] 価格:880円(税込、送料無料) (2023/11/12時点)   昨日の速報に続いて、NHK新人落語大賞の録画を観返していろい… 続きを読む 2023NHK新人落語大賞のいろいろ(上)柳家吉緑の魅力

国立演芸場21(上・三遊亭小遊三「たいこ腹」前編)

月の半ばなのに、今月早くも5席目である。ちょっとオーバーペース。 国立演芸場はさよなら公演中。上席(林家正蔵)にも出かけたのだが、下席にも。 この小遊三師匠の芝居は3年連続で参加している。 噺家の中で小遊三師匠が一番好き… 続きを読む 国立演芸場21(上・三遊亭小遊三「たいこ腹」前編)

ざま昼席落語会2(中・五街道雲助「夢金」)

今日はお詫びから。 前座さんの名は「貫一」ではなく「貫いち」でした。 前回末広亭で聴いて以来、1年半にわたって当ブログで、名前間違えたままでした。 当ブログ内で、「前座」検索を掛けていく人がいる。前座マニアなのか。 その… 続きを読む ざま昼席落語会2(中・五街道雲助「夢金」)

ざま昼席落語会2(上・林家正雀「紙入れ」)

本日土曜日は遠征だ。 1年半振り2度目の、ざま昼席落語会へ。 前回以降も、この会は何度も検討している。長講の聴ける贅沢な会は、遠征の価値あり。 当日千円と格安なのもいい。前売は900円だが、チケット取っておいてくれないか… 続きを読む ざま昼席落語会2(上・林家正雀「紙入れ」)

亀戸梅屋敷寄席23(下・三遊亭好吉「雑俳」)

前座はおなじみのしゅりけんさん。兼好師の三番弟子。 前座が2人しかいない円楽党だが、その分毎日のように喋っているので上達が尋常でなく早い。また上手くなっていた。 満員の客を見まわし、こんなのは久しぶりで戸惑いますと言って… 続きを読む 亀戸梅屋敷寄席23(下・三遊亭好吉「雑俳」)

柳家喬太郎「紙入れ」(下)

若手も紙入れを競ってやりたがるが、私にはまったくピンと来ない。 彼らがこの噺のどこに魅力を感じているのかが、見えてこないのだ。 ノンフィクションを、状況設定を変えて語る設定に惹かれているのだろうことは理解しているけど。 … 続きを読む 柳家喬太郎「紙入れ」(下)

柳家喬太郎「紙入れ」(上)

更新時刻がバラバラですみません。3月は結局、2日休んでいます。 ネタが向うからやってきた。 NHK日本の話芸に、柳家喬太郎師登場。今回は古典落語で「紙入れ」。 喬太郎師自体はこの番組の常連であるが、その高座は決して、日本… 続きを読む 柳家喬太郎「紙入れ」(上)

国立演芸場10(中・偏差値マクラと「田能久」に思う)

この日の国立、トリの左龍師と、小んぶさんを除くとあとは普通。 まあ、本来そんなものである。 ここ2か月の国立が当たりだったのだが、たまたまだと思わないと。そんなにいつもいいわけがない。 今日はそんな普通の3席の話です。「… 続きを読む 国立演芸場10(中・偏差値マクラと「田能久」に思う)