喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

文蔵師の青菜の続き。細かい部分もいろいろ。 柳陰(みりんと焼酎を合わせた酒)について、旦那が「柳陰、東京でいう直し」と最初からその正体を割っている。 確かに、「こっちで言う直しじゃねえですか」って、あまり気の利いたくだり… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

扇辰師の田能久、寄席で聴くものと比べどこがたっぷりか。まず峠の夜越で雨にやられ、小屋に飛び込む久兵衛さん。 まっくらな中でいろりを探り当て、火を吹いて灰を浴びて、なんとか火を起こす。実にリアルで楽しい。 それから、オロチ… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その1(入船亭扇辰「田能久」)

木曜の両国寄席(主任・鳳志)に行こうと思い、なんとか仕事を1件仕上げる。 仕上げて昼寝したら、しんどくなったのでやめた。 翌金曜は、亀戸梅屋敷寄席で、同じく鳳志師の主任。直前に確認すると、仲入りの好の助師が道楽師に替わっ… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その1(入船亭扇辰「田能久」)

王さまと金メダル

味噌煮込み王国の王さまは、宝ものを見つけました。 そふとのくノ一が冒険の旅で手に入れてきた、大事なだいじな金メダルです。 宝ものを目にした王さまは、宝ものにすっかり魅入られてしまいました。 王さまは、いにしえの伝説を思い… 続きを読む 王さまと金メダル

金メダルかじりたい病

「若旦那、一体どうしたってんです。寝込んじまったっていうじゃないですか。びっくりしましたよ」 「おや熊さん、よく来てくれたね。親父の差し金だろ。なにをふさぎ込んでるのか訊きにきたんだね」 「正直そうなんですがね。でもだい… 続きを読む 金メダルかじりたい病