池袋演芸場28 その3(柳家さん助「夏の医者」)

続いて代演、柳家さん助師。 60代のベテラン師匠に見える47歳。 昔の医者を軽く振って、夏の医者へ。 そろそろシーズン終了を迎える噺だ。年中できそうな雰囲気だが、強引な地口のサゲを替えない限り夏にしかできない噺。 まあ、… 続きを読む 池袋演芸場28 その3(柳家さん助「夏の医者」)

丁稚の落語百科(「ほ」の巻2)

井戸の茶碗収録 (「ほ」の巻1に戻る) 細川越中守 落語によく出てくる実在の殿様。肥後熊本藩主。 井戸の茶碗では、小汚い茶碗が名器と知り、300両で買い上げる。 竹の水仙では、左甚五郎作の木彫り水仙を、やはり300両で買… 続きを読む 丁稚の落語百科(「ほ」の巻2)

国立演芸場13(中・入船亭扇辰「田能久」)

続いて真打は林家ひろ木師。主任・彦いち師の弟弟子。 結婚して痩せました。風の強い日は大変ですと自虐マクラを吐きつつ、若手真打の期待の星ですと自ら語る。 噺家たるもの、客から見たわかりやすい個性を作り上げるのは大変。キャラ… 続きを読む 国立演芸場13(中・入船亭扇辰「田能久」)

池袋演芸場24 その3(帰ってきたホンキートンク)

金原亭馬治師は、トリの馬玉師と同一日入門という人。一緒に二ツ目になり、一緒に真打になった。 そして世間の評価が馬玉師と双璧。嘘みたいなふたり。 二人とも、鈴本ではしばしばトリを取っている。池袋では、馬治師が2019年にト… 続きを読む 池袋演芸場24 その3(帰ってきたホンキートンク)

Wモアモア解散と熟年解散について

今週からニッポン放送で、ナイツの帯が始まった。月~木で2時間半の枠を、音楽を入れずに喋りまくる。 そして既存の木曜ビバリーと、土曜日のちゃきちゃき大放送(TBS)もそのままというすごいスケジュール。 寄席にも出続けるだろ… 続きを読む Wモアモア解散と熟年解散について