落語における香盤とは

落語協会の香盤を巡り、やや世間がザワついた。 もっとも前座の春風亭貫いちさんの「6人抜き」はただの事務誤りに過ぎなかったようで、誰もザワついていないかもしれませんが。 元三遊亭天歌、吉原馬雀さんの香盤が下がったのは本当。… 続きを読む 落語における香盤とは

とにかく明るい安村を「こいつ」呼ばわり、競走馬を「お前」呼ばわり

落語について日々書いている当ブログだが、それほど関係ないこともまれに出している。 その代表。 「突っ込みました」を言い換えたい 実は隠れ検索ヒット記事なのです。ブログ内で見つけてもらうのではなく、検索ヒットが大多数。 ニ… 続きを読む とにかく明るい安村を「こいつ」呼ばわり、競走馬を「お前」呼ばわり

笑点人気は美しい日本語のリズムに秘訣があった

先日、笑点ネタを書いてみた。 おかげさまで好評でした。 このネタ、自分でも驚くぐらいスラスラ書けた。 これはもう、番組の力なのである。 笑点ではキャラが確立しており、お題に合わせ各出演者が言いそうなネタを当てはめていくだ… 続きを読む 笑点人気は美しい日本語のリズムに秘訣があった

隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた… 続きを読む 隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

冗談はヨシコさん、もういない

急に競馬好きになったうちの息子が、テレビで中央競馬中継を観ている。 午後3時からはフジテレビ。 ゲストに鈴木淑子さんが出ている。驚いた。 私が昔むかし競馬ファンだった頃から.すでにおばさまだった淑子さん、あまり変わってい… 続きを読む 冗談はヨシコさん、もういない

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

もう2週間前にオンエアされた番組をようやく取り上げます。 1年前の同特番から連番でもって「その5」とします。 その1はこちらです。 6月5日が「落語の日」だからなんだと。ろくごね。 「落語の日」はまるで意識したことがない… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

「心が折れる」ということば

でっち定吉がたまにお送りする日本語コラムです。 まあまあ好評のようです。 「『突っ込みました』を言い換えたい」も、落語と関係なく検索でお越しの方がいらっしゃいますよ。 「1ミリもない」に続き、取り上げようと思っていた言葉… 続きを読む 「心が折れる」ということば

春風亭昇太「そば清」

桂宮治衝撃デビューの笑点と同じ日に、NHK日本の話芸では春風亭昇太師登場。 昇太師は最近、日本の話芸に出るときはずっと古典落語だ。 前回の「御神酒徳利」はいささか物足りなかったのだが(もう1回ちゃんと聴けば蘇るかもしれな… 続きを読む 春風亭昇太「そば清」

落語における「しくじり」ということば

ほぼ毎日更新(時間バラバラですみません)の「でっち定吉らくご日常&非日常」には、姉妹ブログがあります。 ご紹介するのはまったく初めてである。 ライター与太郎の五目講釈 キャッシュレスがメイン。私の本業の分野。 落語界、唯… 続きを読む 落語における「しくじり」ということば