浅草お茶の間寄席の春風亭昇吉に「共感性羞恥」を覚える

当ブログの「カテゴリ」で最も人気があるのは「噺家批判」である。 今日は批判ではないので「噺家」という無難なカテゴリに。 といって褒めるわけでもなく、批判対象と一緒に心中するイメージ。 浅草お茶の間寄席をTVKで観たら、春… 続きを読む 浅草お茶の間寄席の春風亭昇吉に「共感性羞恥」を覚える

東洋経済「仰天!『おつり』を知らない子ども急増のリアル」から落語の古語を考える

仰天!「おつり」を知らない子ども急増のリアル(東洋経済) 面白いネット記事があった。 日本語に関する4回連載の4回目。 この手の内容、しばしば「おつりを知らない子供ができていいのか!」という怒りに満ちていて辟易することが… 続きを読む 東洋経済「仰天!『おつり』を知らない子ども急増のリアル」から落語の古語を考える

「本寸法」とは・・・説明できない要素を説明したことにする便利なことば

検索ヒット狙いシリーズです。 2日続けた<落語における「寄席」とは>は、2ページ目まで上がってきたところ。 本当は「落語における本寸法とは」といったタイトルにしたほうが、それこそ検索ヒット狙いの常道、つまり本寸法なのだけ… 続きを読む 「本寸法」とは・・・説明できない要素を説明したことにする便利なことば

落語における香盤とは

落語協会の香盤を巡り、やや世間がザワついた。 もっとも前座の春風亭貫いちさんの「6人抜き」はただの事務誤りに過ぎなかったようで、誰もザワついていないかもしれませんが。 元三遊亭天歌、吉原馬雀さんの香盤が下がったのは本当。… 続きを読む 落語における香盤とは

とにかく明るい安村を「こいつ」呼ばわり、競走馬を「お前」呼ばわり

落語について日々書いている当ブログだが、それほど関係ないこともまれに出している。 その代表。 「突っ込みました」を言い換えたい 実は隠れ検索ヒット記事なのです。ブログ内で見つけてもらうのではなく、検索ヒットが大多数。 ニ… 続きを読む とにかく明るい安村を「こいつ」呼ばわり、競走馬を「お前」呼ばわり

笑点人気は美しい日本語のリズムに秘訣があった

先日、笑点ネタを書いてみた。 おかげさまで好評でした。 このネタ、自分でも驚くぐらいスラスラ書けた。 これはもう、番組の力なのである。 笑点ではキャラが確立しており、お題に合わせ各出演者が言いそうなネタを当てはめていくだ… 続きを読む 笑点人気は美しい日本語のリズムに秘訣があった

隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた… 続きを読む 隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

冗談はヨシコさん、もういない

急に競馬好きになったうちの息子が、テレビで中央競馬中継を観ている。 午後3時からはフジテレビ。 ゲストに鈴木淑子さんが出ている。驚いた。 私が昔むかし競馬ファンだった頃から.すでにおばさまだった淑子さん、あまり変わってい… 続きを読む 冗談はヨシコさん、もういない

「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

もう2週間前にオンエアされた番組をようやく取り上げます。 1年前の同特番から連番でもって「その5」とします。 その1はこちらです。 6月5日が「落語の日」だからなんだと。ろくごね。 「落語の日」はまるで意識したことがない… 続きを読む 「御法度落語おなじはなし寄席!」スペシャル その5(雀々のアクセントについて)

「心が折れる」ということば

でっち定吉がたまにお送りする日本語コラムです。 まあまあ好評のようです。 「『突っ込みました』を言い換えたい」も、落語と関係なく検索でお越しの方がいらっしゃいますよ。 「1ミリもない」に続き、取り上げようと思っていた言葉… 続きを読む 「心が折れる」ということば