円楽党の真打昇進基準(上)

東京の落語会には4つの団体が存在する。 このうち、円楽党と立川流は、落語協会から分裂してできた組織である。 分裂した当時のゴタゴタ、恨みつらみを忘れていない噺家はたくさんいるのだが、それでももう、40年近く経過している。… 続きを読む 円楽党の真打昇進基準(上)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(下)

古典落語ちりとてちんの気持ちいい部分を持ってこれないのは、パロディ落語の登場人物が全員嫌な女だという点に現れる。 誕生日を祝ってやろうというのに、その当人は、別れた男をヨリを戻したのでドタキャン。これは料理が余った理由付… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(下)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(中)

連雀亭二ツ目地獄の人は、一度の経験で懲りて避けている。 だが、そこそこ活躍している様子でもある。二ツ目である以上、いずれ私もまた対峙することになるだろう。 あれほどひどい高座を聴くことはもう、ないとは思うのだが。 寄席地… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(中)

ひどい新作落語のダメージを解剖する(上)

おかげさまで、神田連雀亭ワンコイン寄席に同じ週に2度出かけ、どちらの日も大いに満足して帰ってきた。 だがいっぽうで、ひどい高座に出くわすこともなくはない。連雀亭でも、よそでも。 ひどい高座に出くわしたとき、その後しばらく… 続きを読む ひどい新作落語のダメージを解剖する(上)

立川談幸、いつの間にか香盤決定

ふと気になって、落語芸術協会の香盤を確かめてみた。 香盤は、噺家の序列。ファンにはあまり関係ないが噺家にとっては大事なもの。 とっくに正会員になり、弟子もめでたく真打に昇進した立川談幸師。 真打の一番下に、破線を引かれて… 続きを読む 立川談幸、いつの間にか香盤決定

神田連雀亭ワンコイン寄席24(下・春風亭一花「お菊の皿」)

昔昔亭A太郎「不動坊」 A太郎さんは、太鼓に乗って登場。なんでもCDの調子が悪かったとかで。 ヒゲをたくわえている。ヒゲの噺家など、古今亭寿輔師しか知らないなと思ったら、ドラマの役作りなんだそうで。 You Tubeで近… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席24(下・春風亭一花「お菊の皿」)

神田連雀亭ワンコイン寄席24(上・立川笑二「初天神」)

笑二  / 初天神 A太郎 / 不動坊 一花  / お菊の皿 2日前に出向いたばかりだが、またしても神田連雀亭ワンコイン寄席へ。今日は仕事の隙間ではない。 こちらは、私のスケジュールにわりと以前から入っていた。 3人揃っ… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席24(上・立川笑二「初天神」)

神田連雀亭ワンコイン寄席23(下・柳家花飛「ぞろぞろ」)

(上)に戻る 柳家花飛「ぞろぞろ」 二番手は花飛さん。 昨年はよく聴いた人。数えたら4席。 私が花緑一門を褒めたたえてやまない理由になる一人でもある。 今年の正月以来。それが大外れの席だった。この人だけでなく3人討ち死に… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席23(下・柳家花飛「ぞろぞろ」)

神田連雀亭ワンコイン寄席23(上・柳家小もん「三人旅」)

五代目柳家小さん「湯屋番/三人旅/強情灸」 仕事に区切りをつけて、一日ぽっかり空いた日。 久々に、池袋へ瀧川鯉昇師を聴きにいこうかとも思った。この場合、昼から夜の仲入りまで居続けになる。 だが結局、1時間の神田連雀亭ワン… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席23(上・柳家小もん「三人旅」)