徳光和夫の「令和ロマンがわからない」嘆きから落語を振り返る

大晦日です。 しばらく前から「落語界の困った人たち2023」を書こうと思っていたが、結局やめた。 落語界本体は、コロナも明けていいことが多かった。 天歌さんも復活したし。 神田連雀亭もついにアクリル板が外されて。 そうな… 続きを読む 徳光和夫の「令和ロマンがわからない」嘆きから落語を振り返る

毎日新聞「大衆芸能の今年を振り返る」から有望二ツ目をピックアップ

大変読み応えのある対談記事がWebに出ていた(毎日新聞)。 油井雅和、長井好弘、渡辺寧久、佐藤友美という界隈ではおなじみの方々。 乗っからせていただきます。 特に、若手についての論評が面白かった。 「色物」勢が健闘、桂二… 続きを読む 毎日新聞「大衆芸能の今年を振り返る」から有望二ツ目をピックアップ

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カテゴリー: 噺家

柳家花緑弟子の会10(下・柳家花いち「宿へゴースト」)

仲入り休憩終えてもう一席。 花いち師、食べられる花「エディブルフラワー」の話題を振っていたが、どこへどうつながったんだっけ。 名前に花が入ってますのでということだったが。 そして、ちょっと2分で終わる落語をしますと断って… 続きを読む 柳家花緑弟子の会10(下・柳家花いち「宿へゴースト」)

柳家花緑弟子の会10(中・柳家圭花「山崎屋」)

義眼の酔っ払いを語る際に圭花さん、「花いちアニさんは酔っても決して乱れません。唯一尊敬できるところです」だって。 続いてその花いち師。 昨日は久喜らくごでお世話になっている、馬太郎、ふう丈、白浪の4人でお寺に掃除に行って… 続きを読む 柳家花緑弟子の会10(中・柳家圭花「山崎屋」)

柳家花緑弟子の会10(上・柳家圭花「義眼」)

先週木曜に梶原いろは亭で柳家花いち師を聴いたばかり。 もう1回聴きたくなって、というか昼席なので先にスケジュールに入っていた会に、出かける。 足立区の還元は終わってしまったが、文京区は来年までやっている。終わった後は三田… 続きを読む 柳家花緑弟子の会10(上・柳家圭花「義眼」)

2023M-1グランプリ(下・ギャグの手数と狂気)

「勇退」という看板を下げつつ、誰にも自分で辞めたと思ってもらえてない立川志らく師匠。 ひと言、「クビになっちゃった」と言ってるほうがそれっぽいのに。別に恨み節を披露する必要まではないので。 いろいろ情報を整理すると、海原… 続きを読む 2023M-1グランプリ(下・ギャグの手数と狂気)

2023M-1グランプリ(上・漫才コントとツッコミの形式論)

昨日の当ブログで最もアクセスが多かったのは、当日アップの記事ではなく「田舎館野田雄」でした。 久々にサンフリ聴いてみた。途中で飽きたけど。 さて、毎年書いてるM-1。 今年は家でクリスマスをやっていたため、酒も飲んでて採… 続きを読む 2023M-1グランプリ(上・漫才コントとツッコミの形式論)

笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その4・笑福亭喬介「時うどん」)

思い出したので花いち師の冒頭の挨拶、それも一席目のツカミ。 もちろん、喬介師の一席め、毛のないゴリラからつながっている。 「師匠からはオランウータンの赤ちゃんと呼ばれています。そして笑点の昇太師匠からは、よくわからないん… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その4・笑福亭喬介「時うどん」)

笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その3・柳家花いち「アニバーサリー」「寿限無くん」)

噺家といえば扇子と手ぬぐい。通ぶって言うなら風とマンダラ。 扇子と手ぬぐいを使った所作自体をテーマにした新作落語が「アニバーサリー」。 聴くのは5年振り。BSイレブンの番組では一度観た。 高級居酒屋に妻を呼び出す売れない… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その3・柳家花いち「アニバーサリー」「寿限無くん」)

笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その2・笑福亭喬介「兵庫船」)

兵庫船というお話をしますと喬介師。 毎度おなじみの喜六清八という二人連れが旅をしますと。 東京でもごくまれに「鮫講釈」を聴くが、講釈が入らず、かまぼこ屋で落とすのが本家兵庫船。この型は東京にはまったくない。 喬介師は地が… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会(その2・笑福亭喬介「兵庫船」)