笑点に関する続き物は、結構力が入ってくたびれてしまった。 なんでそんなところに力を入れるのかと思われたかもしれないが。 そんなこともあって、総選挙の朝、ネタができていません。 政治がらみを書くと気持ちが暗くなる。やはり楽… 続きを読む 柳家わさび「洒落番頭」
月: 2021年10月
令和の落語界における「笑点」の地位 その4
昨日、「笑点メンバーはなぜ売れるか」という見出しを出したが、問題提起だけで結論が出ていなかった。 最終回、今日の記事で解き明かします。 ちょっと脱線するが、水曜日のラジオビバリー昼ズを金曜にようやく聴いた。 昇太師の番組… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その4
令和の落語界における「笑点」の地位 その3
笑点メンバーはなぜ売れるか 笑点メンバーは売れている。 当たり前だろう、座布団利権を手に入れたんだから。 笑点のギャラはさほどでもないにせよ、地方の落語会のギャラが一桁上がるのだ。好楽や三平まで上がるらしいじゃないか。 … 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その3
令和の落語界における「笑点」の地位 その2
(その1に戻る) 20年前の笑点を振り返ってみると、落語とは確かに別世界の存在に見える。ここまでは事実だった。2001年は志ん朝の亡くなった年でもある。 令和の世に同じことを言っている人は、その後の認識をアップデートでき… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その2
令和の落語界における「笑点」の地位 その1
昨日のコムマコ会見にはいろいろ触発されることが。ただ先日も書いてるから、もういいでしょう。 墓穴を掘り、国民から見事な総スカンを食らってしまった勘違い夫妻に対し、「国民の多数」の立場から叩き続けるのは私の美意識にそぐわな… 続きを読む 令和の落語界における「笑点」の地位 その1
昔ながらのオチ分類 その7(とんとん落ち)
実に久々の落語のオチ(サゲ)分類を。 前回「間抜け落ち」はこちら。 間が空いたのは、小難しい内容のためアクセスがよくなかったから。 だが、このようなジャンル、好きな方は好きなようで、ジワジワ伸びてきました。検索にはよく掛… 続きを読む 昔ながらのオチ分類 その7(とんとん落ち)
埼玉本庄の「喬太郎・一之輔二人会」への遠征を検討する
今日も更新遅くてすみません。 今週はもう、落語には行かないと思う。数えたら今月5席行っている。そのうち2席は神田連雀亭ワンコイン寄席ですが。 ただ、喬太郎師の映画「浜の朝日の嘘つきどもと」は観たいなと。終わる前に行こうか… 続きを読む 埼玉本庄の「喬太郎・一之輔二人会」への遠征を検討する
鳳志十八番(下・三遊亭鳳志「汲みたて」)
仲入り休憩明けはトリの一席。ネタ出し、ネタおろしの「汲みたて」。 鳳志師は黒紋付に着替えている。 この会は毎回毎回ネタおろしなので大変なんですと。またそれだけ覚えなきゃならないし。 先代の文治師匠は、40過ぎたらネタおろ… 続きを読む 鳳志十八番(下・三遊亭鳳志「汲みたて」)
鳳志十八番(中・三遊亭鳳志「二十四孝」後半)
二十四孝の主人公八っつぁんは乱暴者。 だが鳳志師の八っつぁん、そんなに悪い奴ではないので驚く。 「天災」の八っつぁんよりも、乱暴の度合いはまだ薄いのだ。 やってることと気性は間違いなく乱暴。そうでないと、噺が成り立たない… 続きを読む 鳳志十八番(中・三遊亭鳳志「二十四孝」後半)
鳳志十八番(上・三遊亭鳳志「二十四孝」前半)
円楽党に通ううち、超本格派の三遊亭鳳志師が好きになった。いずれこの人の会に出向こうと思っていた。 東京には600人の噺家がいる。鳳志師に着目している人はまだまだ少なかろうが、必ず抜け出してくるはずです。 兼好、萬橘、王楽… 続きを読む 鳳志十八番(上・三遊亭鳳志「二十四孝」前半)