とにかく父の七光りを、人が思うのに先んじて全面的に押し出してしまう米團治師、対談の最後のほうで言う。 落語は伝統芸能では珍しく世襲制ではありません。血を継ぐメリットがないんですね。 だから二世の噺家で大成した人いないんじ… 続きを読む 大東文化大学落語と講演(下・桂米團治「七段目」)
月: 2023年10月
大東文化大学落語と講演(中・桂米團治登場)
昨日の記事、荒又准教授が「村上春樹」「筒井康隆」「新作落語」について語ったように誤解されてしまうかもしれない。 これはぜんぶでっち定吉が勝手に連想した部分ですので、この点お断り申し上げます。 わずか15分の講演だったが、… 続きを読む 大東文化大学落語と講演(中・桂米團治登場)
大東文化大学落語と講演(上・講演「つなぐ」)
人が集まるイベントもいよいよ普通に開催されるようになった。そして、タダで落語を聴ける機会も増える。 大東文化大学の100周年記念で、落語と講演。演者は桂米團治師。 「桂米團治 落語と対談『つなぐ古典と現代 西と東』」とい… 続きを読む 大東文化大学落語と講演(上・講演「つなぐ」)
林家たい平「幾代餅」
日本の話芸の収録に参加した東京落語会のうち1席目、桃月庵白酒師の「厩火事」が流れたところだ。 ちょっと本編短いんじゃないかと思っていたが、最後に時間調整のため、再度白酒師が登場していた。 改めて画面で観ると、いい内容でし… 続きを読む 林家たい平「幾代餅」
山崎まさよしグダグダライブおかわり
僕は寄席にいる。でっち定吉です。 昨日好評だった山崎まさよし「歌いたくない」事件、調べれば調べるほど興味をそそられるので続編。 決してその場にはいたくないけれど。 聴衆の膨れがった期待と、それに掛けた各人の手間とを考えた… 続きを読む 山崎まさよしグダグダライブおかわり
山崎まさよしグダグダライブ問題に、落語会で歌だけ出した噺家のことを思い出す
自分で喋ったことに「ヘヘヘ」と笑い、泣き出す観客、中年女性は“演説”を…山崎まさよし(51)大荒れカオスの水戸ライブ〈実況中継〉「頼むから歌ってくれ」(文春オンライン) 大騒ぎですな。 感想は人さまざまでしょうが、水戸の… 続きを読む 山崎まさよしグダグダライブ問題に、落語会で歌だけ出した噺家のことを思い出す
小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その4・柳家小ゑん「悲しみは埼玉に向けて」)
円丈一門の例外的な常識人であることがよくわかった天どん師も、高座ではやはりおかしい。 26年もやっているのに、今日みたいに香盤が上の人と一緒になると、いまだに出る若手感がねと。 「若えの聴いてやるからやってみな」的なお客… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その4・柳家小ゑん「悲しみは埼玉に向けて」)
小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その3・林家彦いち「稲穂のジュウタン」)
天どん師を、喬太郎師が円丈モノマネで詰める。 トラウマなのでご本人にはシャレにならないみたい。 高座をリングに見立ててロープを張った会には彦いち師も出演したが、ロープがあるから席によってはお客さんからちょうど目だけ隠れて… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その3・林家彦いち「稲穂のジュウタン」)
小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その2・円丈を偲ぶトーク)
毎年キングオブコントについて、採点付きでいろいろ書いている。 今年は、いろいろくたびれるので採点はしなかったが、ちゃんと全部観ていた。 旬を逃してしまうのだが、落語のブログだから仕方ない。いずれなにか書こうとは思う。 と… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その2・円丈を偲ぶトーク)
小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その1・柳家喬太郎「稲葉さんの大冒険」)
柳家小ゑん師匠の「小ゑん落語ハンダ付け」は過去に参加しているため、定期的にメールが届く。 なので予約しておきました。 今日日曜の池袋夜席は、このたび一周忌を迎えた三遊亭円丈作品集。 東京かわら版では、掲載時すでに完売とあ… 続きを読む 小ゑんハンダ付け「三遊亭円丈作品集」(その1・柳家喬太郎「稲葉さんの大冒険」)