サゲの効能

当ブログでは昨年、サゲについて長々と論じた。 おかげで、「サゲ 分類」で検索すると、引っ越し前のブログが最初に表示されるようになった。 サゲの分類は、「ぶっつけ落ち」とか「とんとん落ち」などという、いにしえからのものが、… 続きを読む サゲの効能

世の中の落語を探す(江戸しぐさ編)

「江戸しぐさ」という、江戸から連綿と続いてきたとされるマナー体系がある。すでに数年前に、これは捏造された架空の体系だと批判が上がるようになっていた。なのに、道徳の教科書からもいまだに削除されないんだそうだ。碓井真史という… 続きを読む 世の中の落語を探す(江戸しぐさ編)

立川流は逃げていく

先日、初めて立川流の雲水師を聴いた。芸協中心の落語会に顔付けされていたもの。高座は非常に楽しいものだった。取り上げる際、すでに休止している雲水師のブログ内容についても記した。この師匠について、一日ブログの主役に取り上げた… 続きを読む 立川流は逃げていく

神田連雀亭ワンコイン寄席18(下・桂竹千代「五人廻し」)

三遊亭兼太郎「十徳」 前説を務めた三遊亭兼太郎さんは、ワンコインはお客さんが入っていいのですが、昼・夜は少ない。こないだ1人のときにやったと。すみません、私もここ通っているんだけども、ワンコインしか聴いたことがないのです… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席18(下・桂竹千代「五人廻し」)

神田連雀亭ワンコイン寄席18(上・春風亭昇羊「粗忽長屋」)

昇羊  / 粗忽長屋兼太郎 / 十徳竹千代 / 五人廻し 昨年は2桁、非常によく聴いた春風亭昇羊さん、3月も終わるが、今年は未聴。好きな噺家も、うっかりするとすぐご無沙汰になる。別に飽きたわけじゃないが。昇羊さんを聴きに… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席18(上・春風亭昇羊「粗忽長屋」)

落語の演題、演者の名前の誤字いろいろ

落語ファンが聴いた落語の演題を、ブログやツイッターに載せるが、残念なことによく字が間違っている。 実に頻繁に見かける誤表記が「雑排」。ワープロでこう変換されてしまうのだが、意味は「雑排水」すなわち、「家庭から出る汚水のう… 続きを読む 落語の演題、演者の名前の誤字いろいろ

月例らくご温泉(下・柳家緑君「明烏」)

そして緑君さん。青い着物は、正太郎さんに負けず綺麗。お客さんに、「緑君さんの芝浜は素晴らしかった」と言われる。だけど、芝浜は習ってないし持ってない。持ってませんと客に言うが、そんなはずはない、湯島の2階(黒門亭)で聴いた… 続きを読む 月例らくご温泉(下・柳家緑君「明烏」)

月例らくご温泉(上・春風亭正太郎「町内の若い衆」)

正太郎 / 町内の若い衆緑君  / 明烏 昨年1月に初めて行った、池上の銭湯「久松温泉」の落語会「月例らくご温泉」。月1回、第4土曜に開催。相変わらず、公式サイトは2014年から更新されていないままである。もうとっくに真… 続きを読む 月例らくご温泉(上・春風亭正太郎「町内の若い衆」)