立川笑二月例独演会(下・札所の霊験)

事前の告知で「怪談噺を含む2席ネタ卸し」とあるので、仲入り休憩後の一席は怪談噺であり、かつネタおろしであることは確定している。 笑二さんはいつも黒紋付だが、着物は着替えていた。前半は鼠色であり、後半は黒。 さすがにもう、… 続きを読む 立川笑二月例独演会(下・札所の霊験)

立川笑二月例独演会(中・佐々木政談)

一席目のマクラにちょっと戻ります。詳細に書いてしまった内容そのものではなく、笑二さんの語り口について。 マクラというものは基本、聴き手の共感を得られると演者が考えたその内容を、アドリブでパーッと喋ればいいもの。そう認識し… 続きを読む 立川笑二月例独演会(中・佐々木政談)

立川笑二月例独演会(上・つる)

夜席に行っての撮って出しです。深夜の更新。 夜席は行きづらいのだけど、ちょっと解放されたので出かけます。 木曜の上野広小路亭「立川笑二月例独演会」か、金曜の日本橋亭「花いちの真・観笑地帯」のどちらかに行きたい。 解放され… 続きを読む 立川笑二月例独演会(上・つる)

落語における協会・団体の機能(続・立川幸弥)

昨日の立川幸弥の記事には、非常に大きな反響がありました。 まあ、当ブログの読者の方々が好きそうな方面ではあります。 一昨日の喬太郎師の個別アクセスまですでに抜いてしまった。 立川幸弥という人は、世間に足跡(いいほうの)を… 続きを読む 落語における協会・団体の機能(続・立川幸弥)

芸協を追放されてフリーで活動?立川幸弥って?

定期購読 世の中、一応のルールがあっても例外はしばしば発生するもの。 しかしながら中には、この例外はいいのか?と悩んでしまうものもある。 落語界もしかり。 たとえば真打昇進、といっても世にも珍しきペーパー真打になった三遊… 続きを読む 芸協を追放されてフリーで活動?立川幸弥って?

新宿末広亭4 その6(柳家喬太郎「心眼」)

喬太郎師匠、私の行った翌日、千秋楽では「極道のつる」を掛けたそうで。 当ブログの記事にアクセスがあったので、すぐわかった。 いっぽう、私の聴いた心眼のほうも検索1位なんだけども、この芝居において極つるほどのアクセスはなく… 続きを読む 新宿末広亭4 その6(柳家喬太郎「心眼」)

新宿末広亭4 その5(林家正楽、大苦戦)

今日の記事は字数が少なめになったので、思い出したクスグリ、というか高座の上の悪口を埋め合わせに書いておく。 左龍師の「お菊の皿」。お菊さんにはいい交わした「三平」という男がいる。 名が三平である以上、ここをスルーせず利用… 続きを読む 新宿末広亭4 その5(林家正楽、大苦戦)

新宿末広亭4 その4(桂扇生「岸柳島」)

漫才の風藤松原(ふうとうまつばら)は、落語協会入りしてから初めて観る。 らんまんラジオ寄席の公開収録で観て以来だ。 落語協会には加入したが、米粒写経と同じく漫才協会には入っていない。なぜだろう。 ひとつ言えるのは、風藤松… 続きを読む 新宿末広亭4 その4(桂扇生「岸柳島」)

新宿末広亭4 その3(柳家小せん「夢の国コブシーランド」)

翁家社中も時間がないので、傘の廻し分けはなし。 毬の曲芸と五階茶碗、そして急須をたっぷりめ。 毬が、ストレート松浦先生のお手玉と被っている点だけ、前座さんに確認して何とかしてほしいな。 短い分、この夫婦の持ち味であるお笑… 続きを読む 新宿末広亭4 その3(柳家小せん「夢の国コブシーランド」)

新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)

圓太郎囃子が掛かって、橘家圓太郎師匠。 マクラは早々に、八っつぁんが隠居を訪ねてくる。 「八っつぁん、あたしゃお前さんが大好きだよ」「・・・一緒になりますか」「そこまで好きじゃない」。 ふざけた大人の楽しい会話。 さすが… 続きを読む 新宿末広亭4 その2(橘家圓太郎「つる」)