今年も開催。5分落語の大会、Zabu-1グランプリ。 BSとはいえ、ゴールデンタイムに昇格とは立派なものだ。 番組説明に「落語」のワードが入ってなくて気づかず、録画し損ねるところでしたぜ。 同じ日に「おなじはなし寄席」も… 続きを読む Zabu-1グランプリ2021(上)
月: 2021年1月
落語の相場「RX」で儲けよう
「先輩、ちょっといいですか」 「ん、なんだ」 「先輩は投資に詳しいらしいですね。ぼくもちょっと興味があるのでお話うかがえないかと」 「投資に詳しい? まあ、そうだね。人からは歩く投資ジャーナルなんて呼ばれてるがな」 「な… 続きを読む 落語の相場「RX」で儲けよう
丁稚の落語百科(「い」の巻2・「ろ」の巻)
「い」の巻1に戻る 居残り佐平次 品川心中と並ぶ、品川が舞台の廓噺。 会計ができなくていつまでも宿屋にいる「居残り」を商売にしているおアニイさんの楽しい噺。 フランキー堺主演「幕末太陽傳」の最重要モチーフでもある。 「お… 続きを読む 丁稚の落語百科(「い」の巻2・「ろ」の巻)
丁稚の落語百科(「い」の巻1)
落語の百科事典をこしらえてみようといきなり思い立った。 とはいっても、継続してこればかり書くつもりもない。 「あ」から始めて、「す」あたりで飽きてやめてしまうと、実にみっともない。 なので、いろはの「い」から始める。 別… 続きを読む 丁稚の落語百科(「い」の巻1)
おあとがよろしいようで(落語の死語について)
「お後がよろしいようで」=「オチがついた」は誤解です 落語芸術協会に「正しい使いどころ」を聞いてみた というコラム記事が出ていた。 さまざまなポータルに転載されているので、そちらでご覧になったかもしれません。 ン?と思っ… 続きを読む おあとがよろしいようで(落語の死語について)
貴乃花親子と六尺棒
日頃から落語を聴いていれば、放蕩の若旦那が勘当され、苦難に遭ったり(そうでもなかったり)というストーリーはもう、おなじみ。 船徳、湯屋番、紙屑屋、干物箱、唐茄子屋政談などなど。唐茄子屋以外はみな呑気で鷹揚な若旦那だ。 も… 続きを読む 貴乃花親子と六尺棒
BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その6
ちりとてちん/くっしゃみ講釈 今回第3回も、繰り返し何度も聴いた。それだけいいデキ。 スタンダードなよさに充ち溢れている。 改作のあやめ師のちりとてちんも、エッセンスを抽出するのに成功している分、多くの人により練られてス… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その6
BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その5「ちりとてちん」
楽しい番組は、私の落語脳のさまざまな分野を刺激してくれる。 おかげさまで、毎日のアクセスも好調です。長い連載だと、だんだん尻すぼみになるのだけど、今回はそうでもない。 番組を視た人が、さらなる刺激を求めて来てくださってい… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その5「ちりとてちん」
BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その4
文治師の「長屋の花見」はすばらしいデキ。 収録は冬で、季節外れの演目だから、おろす前に稽古が必要。なので寄席で掛けてきたそうで。居合わせた客もびっくりしたろうな。 もともと達者な人で、だからこそ数ある先代の弟子の中で文治… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その4
BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その3「長屋の花見」
落語協会の噺家ふたりがコロナ陽性で、落語協会の寄席がすべて中止。 鈴々舎馬風、桃月庵白酒のふたり。前座3人と同じく、鈴本で感染したようである。 新宿末広亭は1日だけ休み、消毒して21日から早速芸協の寄席を再開。たくましい… 続きを読む BS朝日「御法度落語おなじはなし寄席!」から その3「長屋の花見」