神田連雀亭昼席6(立川笑二「粗忽の釘」)

半月振りの始動である。 午前中に本業の取材を終えて、神田連雀亭の昼席へ。取材と言ってもインタビューではない。歩き回ったのでクタクタだ。 トップバッターは初めて聴く人。 穏やかにさりげなく小粒のギャグを入れていく人はだいた… 続きを読む 神田連雀亭昼席6(立川笑二「粗忽の釘」)

KITTEグランシェ落語会3(下・桂竹千代「千早ふる」唐揚げレモン編)

柳家小ゑん 千早DUO 千早ふる:文蔵 鉄千早:小ゑん ※直筆サイン入り価格:2,200円(税込、送料別) (2023/7/21時点) 人間国宝誕生のニュースで一日空きました。 桂竹千代さん、楽しいマクラから、千早ふるへ… 続きを読む KITTEグランシェ落語会3(下・桂竹千代「千早ふる」唐揚げレモン編)

神田連雀亭昼席5(上・昔昔亭喜太郎「もう半分」開口一番なのに)

締め切りを終えたのでちょっと出掛ける。 現場の記事とは別に、朝から1本ブログのネタ書いてたのだけど、なんと仕上がりませんでした。 時事ネタなので、連雀亭の連載の途中で割り込むかもしれません。   もう半分 喜太… 続きを読む 神田連雀亭昼席5(上・昔昔亭喜太郎「もう半分」開口一番なのに)

神田連雀亭ワンコイン寄席43(上・桂竹千代「千早ふる」唐揚げレモン編)

事件以降、落語協会に対し不快感が止まらない。 別に落語協会員個別への不快感などないし、落協の寄席だって一生行かないわけではない。だが他団体のほうが現状、心持ちが楽なのは確かだ。 毎週月曜日は、神田明神で芸協二ツ目の独演会… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席43(上・桂竹千代「千早ふる」唐揚げレモン編)

鶴見さるびあ寄席の春風亭かけ橋(中・「千早ふる」)

サルビアホールの入っている、鶴見駅前広場に面した複合ビルは「シークレイン」という。 クレインは鶴だろうが、シーはどこから来たのだろう。 あ、「見」からか。やられた。 落語の会場は後ろ幕と寄席囲いの立派なしつらえ。 明治座… 続きを読む 鶴見さるびあ寄席の春風亭かけ橋(中・「千早ふる」)

神田連雀亭昼席3 その4(春風亭一花「千早ふる」)

トリの一花さんは、2月以来。この人もだいたいここ連雀亭で聴いている。 一花さんは笛吹きだから、落語協会の披露目に行けば5分の1の確率で巡り合うはずだが。 数えてみたら9席目だった。最近急速に増えている。 演目被りは一度も… 続きを読む 神田連雀亭昼席3 その4(春風亭一花「千早ふる」)

浅草演芸ホールの芸協 その3(春風亭弁橋「千早ふる」)

久々の浅草だが、ずいぶんとケツが痛い。他の寄席に比べて椅子がよくないね。 本来ここは居続け可能の寄席(流し込み)なのだが、この椅子は辛いかも。 さて、2日間愚痴、芸人批判からスタートしてしまった。 冒頭に戻って進めます。… 続きを読む 浅草演芸ホールの芸協 その3(春風亭弁橋「千早ふる」)

春風亭一之輔「千早ふる」その5

笠碁/夏泥 一之輔師の前に小遊三師の千早ふるを出した。 別に比較しようと思ったわけではない。楽しみ方はだいぶ違うし。 だが、結構重要な共通点があることに改めて気づく。それは、千早ふるの隠居が魅せるウソツキ芸に、徹底して迫… 続きを読む 春風亭一之輔「千早ふる」その5

春風亭一之輔「千早ふる」その4

お見立て/短命/新聞記事/富久 隠居と八っつぁんのボケ・ツッコミ対決というのは、一之輔師の場合、他の噺にもみられる構造。 たとえば「短命」。 これも、2018年の毒炎会の爆笑の一席。 千早ふるとは違い、ボケる(天然含む)… 続きを読む 春風亭一之輔「千早ふる」その4