上方落語協会会長選に笑福亭銀瓶が名乗り

そろそろ上方落語協会の会長選。 選挙で会長が決まる落語の団体は、ここだけである。 選挙と言っても、立候補制ではない。協会員が勝手に誰かに投票するのである。 現在の会長は笑福亭仁智師。3期6年にわたって協会を取り仕切ってい… 続きを読む 上方落語協会会長選に笑福亭銀瓶が名乗り

上方落語界は真打議論の前に「成人式」

先日書いた記事に続編ができました。 「上方落語・噺家成人式」公演、入門から15年となる落語家を対象 真打制度導入は継続審議(日刊スポーツ) 笑福亭仁智「入門した人の1つの目標に」噺家15周年お披露目“成人式”開催へ(スポ… 続きを読む 上方落語界は真打議論の前に「成人式」

上方落語に真打制度?

「真打ち」がいない上方落語、若手の実力認定の取り組み…桂三枝会長時代には模索したが実現せず(読売新聞) わからないニュースである。 上方落語界が、東京の真打制度を日ごろからうらやましく眺めていることは理解している。 真打… 続きを読む 上方落語に真打制度?

昔ながらのオチ分類 その10(落語ならではの唐突なフレーズサゲを考えてみる)

2020年に始めた「昔ながらのオチ分類」シリーズ。 落語のサゲについて昔から存在する分類法を、ああでもないこうでもないとつついてみるものです。正解などありません。 既存分類に異を唱えた枝雀分類も一緒につついてきた。 人気… 続きを読む 昔ながらのオチ分類 その10(落語ならではの唐突なフレーズサゲを考えてみる)

パワハラ問題がなにもわかっていない桂南光

落語界のパワハラ事件は、いまだ世間を揺るがせ続けている。 その世界に身を置いている人も、言及している。 桂南光、はなし家師弟のハラスメントに言及「理不尽な世界」も「頼んで入る」「会社と違う」(日刊スポーツ) 噺家は、70… 続きを読む パワハラ問題がなにもわかっていない桂南光

古典落語を演者にフィットさせるものは「熱量」

先日、堀井憲一郎氏の書籍を取り上げた。 これは文章を書くことについての本である。だが、これを読んで、落語のうまいへたについてもヒントを得た気がした。 正確にはうまいへたではない。 ライターが書くべき文章が、文学的に価値が… 続きを読む 古典落語を演者にフィットさせるものは「熱量」

頼みもしないのに弟子が勝手にやって来るという大ウソ

元・三遊亭天歌、現・吉原馬雀という二ツ目さんの勝訴、その後もぼちぼち報道で振り返られている。 結構なことである。 三遊亭鬼丸という頭のおかしい噺家が、馬雀さんをぶん殴ってやりたいと吠えたことも、ぜひニュースにして欲しいの… 続きを読む 頼みもしないのに弟子が勝手にやって来るという大ウソ

原作改変トラブルの衝撃…落語のことも考える

マンガのドラマ化で、原作改変が著しいものだったというトラブル。 原作マンガもドラマも見てはいないのだが、ずいぶん興味を持ってニュースを追っていた。 そこでもって、マンガ作者が死を選ぶなんて衝撃過ぎて。 ちょっとこれについ… 続きを読む 原作改変トラブルの衝撃…落語のことも考える

神田伯山スマホ鳴らされ被害 しかし成金には加害者もいる

神田伯山先生が、連続読み物のクライマックスで携帯を鳴らされ、高座の最中に苦言を発したという。 そして公演後のアンケートに、「あんなに怒らなくても」と書いてあって驚き、呆れたという。 それをポストしたのがニュースになってい… 続きを読む 神田伯山スマホ鳴らされ被害 しかし成金には加害者もいる

加害芸人、スポーツ選手を赦すべきか?

松本人志御大のことはまだ書かない。 ひとつだけ触れておくと、あの人がテレビから消えても別にいいやと。 なにも、嫌悪感肥大による感想ではない。 松本は(相方だってそうだが)、現役の演芸プレイヤーではないので、消えたところで… 続きを読む 加害芸人、スポーツ選手を赦すべきか?