柳家花緑弟子の会6(下・柳家勧之助「青菜」下)

青菜における植木屋は、一般的には人を仕切れるような人物ではない。 ひとりでやっている、植木屋でもごく下のほうであり、つましく生きている人物。普段縁のない上流階級の暮らしに触れ、その真似をして見たくてならない単純なお人、普… 続きを読む 柳家花緑弟子の会6(下・柳家勧之助「青菜」下)

柳家花緑弟子の会6(中・柳家勧之助「青菜」上)

珍しめの噺だが、洒落番頭、前座噺として実にいい噺だなと再認識。現在、前座がやることはない。 登場人物は4人だが、花飛さんが登場させているおかみさんの役割を、小僧の定吉に担わせると3人で済む。 その3人が、必ず2人ずつ会話… 続きを読む 柳家花緑弟子の会6(中・柳家勧之助「青菜」上)

柳家花緑弟子の会6(上・柳家花飛「洒落番頭」)

洒落番頭 花飛 青菜 勧之助 (仲入り) 親子酒 緑助   27日の月曜日は、上野広小路亭の「しのばず寄席」昼席に出向く予定を立てていた。 主任は三遊亭好楽師。他に、昔昔亭桃太郎師など。 入場料2,000円が1… 続きを読む 柳家花緑弟子の会6(上・柳家花飛「洒落番頭」)

蚊問答

「ご隠居さんいますか」 「おや八っつぁんじゃないか、お上がり。しばらく鼻の頭見せなかったな」 「そうすね。なにせたまの小噺のときしか出番がねえもんでね」 「そうか、今日は小噺か。新作落語の執筆は全然進まないけども、とりあ… 続きを読む 蚊問答

立川雲水、立川流追放危機(下)

  (上)に戻る 東京かわら版から名前の消えた雲水だが、仕事ゼロにはならなかった。 この7月、上野広小路亭の「しのばず寄席」に4日顔付けされている。 ただ、しのばず寄席という席も微妙。各派合同のこの席には、意外… 続きを読む 立川雲水、立川流追放危機(下)

立川雲水、立川流追放危機(上)

特殊詐欺実行犯の男が刑事を名乗り、「刑事課特殊詐欺防犯係」という架空の部門をメモ書きして置いていったが、刑事が「形事」になっており、「詐欺」もつくりが書けず「言欺」になっていたという。 面白いネタなので「手紙無筆」とうま… 続きを読む 立川雲水、立川流追放危機(上)

女帝上沼恵美子の黄昏

世の中にはニュースが絶えない。 ニュースをどう読み込むかというのは個人の自由だが、どんな報道内容であっても、そこに一定の見識を保っておきたいものだと思っている。 だからといって、ツイッターを騒がす左翼文化人たちのように、… 続きを読む 女帝上沼恵美子の黄昏

浅草演芸ホールの芸協 その7(アロハマンダラーズ)

再度の仲入りを挟んで、アロハマンダラーズ。 この仲入りは、換気目的もあるが、そもそもステージの準備が必要だからである。 メンバーは次の通り。 ギター 春風亭柳橋 ウクレレ 神田紫 ウクレレ&MC 新山真理 スチールギター… 続きを読む 浅草演芸ホールの芸協 その7(アロハマンダラーズ)