丁稚のSEO対策(検索エンジン最適化)

当ブログ「でっち定吉らくご日常&非日常」、ここに来て、日々のアクセスがまた増えてきた。
ちょっと前まで、1日80を安定して超えていると喜んでいたのだが、100超えも珍しいことではなくなってきた。ありがとうございます。
このブログ、もっともっと露出させたいと、いつも考えている。露出さんだ。
立川流の悪い噺家の情報や、戸越銀座を騒がせて消えていった飲食店ネタなんかではなく、落語そのもののネタで露出させるのが本来の目的。
とはいうものの最近カテゴリとして「噺家批判」、タグとして「立川流」を新たに設定したところ、この方面のアクセスがまとめて増えた。
しばしば私、本気で怒っているためについ記事を増やしてしまうのだが、こちらに全体を乗っ取られないよう、気を付けたいと思います。

Webサイトを効果的に世間に知らしめるためには、SEO対策が必要とされる。
検索で上位に表示されるための作戦だ。
私は本業がライターなので、その本業においても求められるスキル。
数年前までは、検索順位を上げるためには、小手先のテクニックのほうがむしろ重視されていた。キーワードを、どう機械的に割り振るかといった。
この手法については、今でもライティングにあたって指示される。だが実際には、魔法のような効果はない。
Googleも進化していて、最近では本当に良質の記事だけがヒットするようになっている。該当ページの開かれている時間なども重視されるようだ。
検索でヒットしたということは、Googleに良質な記事と認めてもらえたということになる。

それにしても、SEO対策は本当に難しい。
囲碁将棋と同様にAIがこの分野を仕切るようになってきている。
現代は、電子頭脳の考え方を、人間が持てる知力を駆使して探ることが求められる。これまた囲碁将棋と一緒。

当ブログ内、2019年2月以前の記事を検索に引っ掛からせたいというのが、常日頃の野望である。
これらは、引っ越し前のYahoo!ブログに載せていた記事。こちらに持ってきたとたん、アクセスを集めた記事であってもリセットされてゼロベースでのスタート。日々読んでいただいた積み重ねがリセットされて、検索にはそうそう引っ掛からなくなる。
Yahoo!からブログを引っ越したものの、アクセスがリセットされて古い記事も人目に付かなくなり、やる気をなくしたブロガーは多いと思われる。
だが、私の古い記事、なにかのはずみで3桁のアクセスを達成するようなこともある。そうするととても嬉しい。

私も一種のエゴサーチで、自分の記事がどれだけ検索でヒットするか、よく見ている。
ブログに来てもらうための入口としてよくあるのが、「演者 演題名」の検索。
最近も、鈴本の配信により「柳家小ゑん 下町せんべい」で多くの来訪があった。
それからAbema TVの配信での、「柳家彦いち 神々の唄」。
こうした古い記事が日の目を見たのは、とても嬉しい。ハンデを克服し、引越し後と同列になったわけだ。

なにもしないと、検索にも引っかからないし、誰も読んでくれない。
なのでたまに、記事中に古い記事へのリンクを張っている。そうすると、じわじわ累計アクセスが増えていく。
たとえば、今リンクを張ってみるが、柳家喬太郎「ハンバーグができるまで」。
Yahoo!ブログ時代に、「日本の話芸」の放映後、大ブレイクした記事なのだが、現在は検索では上位に表示されなくなっている。
この噺が今後メディアで取り上げられても、私の記事には来訪がない。それもさみしいことだ。
だが、リンクだけ張っていれば、記事は死なずに済むか。そうはいかない
むしろ、リンクをたどって来てくれるお客さんが増えることで、今度はAIが検索順位をどんどん下げていく。
最近この掟を痛感するようになった。
リンクを張る行為には、当然だが作り手の作為がある。AIは作為を見抜くのだ。
いったいどうすればいいのだろう。

Yahoo!時代の記事でなく、個別アクセスが十分ある記事も気を付けないと。
読者の便宜のためにリンクを張ると、検索順位が落ちてしまう。
これに引っかかってしまったのが、「柳家小ゑん 鉄の男」の検索。
「鉄の男」の記事は2種類あって、どちらもアクセスが多かったのに、リンク張ったおかげで表示されなくなってしまった。
それどころか、このワードでもって下位でヒットするのは、違う記事である。「世の中の落語を探す(趣味編)」というもの。
こちらにアクセスした人が、リンクをクリックすることで、また鉄の男の検索順位が落ちてしまうのだ。これはツラい。

いっぽう、作為がない記事は、累計アクセス数の少ない古いものでも、意外とヒットする。
この例が、やはり古いYahoo!ブログから持ってきた、「柳家喬太郎 極道のつる」である。
今は消えたが、「強調スニペット」という、枠付きでヒットしたからすごい。
リンクは張らないので、よかったら検索して来てください。

このブログ以外にも、実は私の落語の記事はWeb上に出ている。
最近報酬をもらって書いた落語の記事が、検索によくヒットする。私の書いたものが、SEOの要素を満たしていることを証明してくれる。
これはこれで、なかなか嬉しい。Web上の署名は「丁稚定吉」ではないけれど。
私に著作権のあるものではないものなので、アピールはしません。

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作成者: でっち定吉

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