柳家花緑弟子の会9(下・柳家圭花「鬼の面」)

続いて勧之助師。この師匠は年1回ペースだ。 師匠というものは、この世界で唯一噺家志願者が選べるものなんです。 ただ、兄弟弟子というのは選べません。 選べないんですけど、ご覧のとおり仲のいい一門です。一門によっては、楽屋で… 続きを読む 柳家花緑弟子の会9(下・柳家圭花「鬼の面」)

柳家花緑弟子の会9(上・柳家花いち「いいからいいから」)

年の瀬にもう一発現場へ。 27日もPayPay30%還元で北区のスーパーへ。都営地下鉄の1日券を買い、途中で落語も聴いていく。 なんてお得なんでしょう。 神保町らくごカフェ柳家花緑弟子の会、お旦がついているのでワンコイン… 続きを読む 柳家花緑弟子の会9(上・柳家花いち「いいからいいから」)

「んでなし廻し」で2022年の落語界を振り返る

「みんなようさん集まったなあ。こんだけ集まんのも久方ぶりやな」 「そうでんな兄貴。コロナが落ち着いてよかったですわ。ところで今日はどないな趣向です」 「こんだけいてるさかい、ひとつ落語の『ん廻し』をやってみようやないか」… 続きを読む 「んでなし廻し」で2022年の落語界を振り返る

浅草演芸ホール4 その6(柳家蝠丸「死ぬなら今」)

この夜席、振り返ると末広亭で出るような当たり前の古典落語がなかった。 面白いことである。 三笑亭可龍師もかなり珍しい「古着買い」。 一応知ってはいるが、聴いたことはないはず。 あまり掛からない理由はすぐわかる。啖呵が大工… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その6(柳家蝠丸「死ぬなら今」)

浅草演芸ホール4 その5(宮田陽・昇「漫才版子別れ」)

それにしても浅草演芸ホール、極寒。 換気が実によく利いてるもので。厚着してこなかったのを反省。 寄席の彩り、うめ吉姐さんを挟んで仲入りは昔昔亭桃太郎師。 湯のみは出ていない。 いつもの「こんばんは」からマクラを振らずいき… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その5(宮田陽・昇「漫才版子別れ」)

浅草演芸ホール4 その4(三笑亭夢丸「宗論」)

どんどん進む浅草夜席。 続いて春風亭昇々師。私は昨秋、真打の披露目以来である。 昼席のA太郎師もそうだが、最近の芸協の寄席では必ず成金メンバーが顔付けされている。 竹千代さんが新作で挑んでもそれほど動かされなかった客だ。… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その4(三笑亭夢丸「宗論」)

浅草演芸ホール4 その3(古今亭今輔「雑学刑事」)

【国内盤CD】六代目古今亭今輔 / 王様落語会シリーズ 六代目古今亭今輔価格:2,365円(税込、送料別) (2023/8/12時点) ボンボンブラザースを挟んで昼席のトリは古今亭今輔師。 夜トリが多かったが、出世して昼… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その3(古今亭今輔「雑学刑事」)

浅草演芸ホール4 その2(演者の遊び、収録なのにやり直し高座)

ジロリがテケツの後ろでお昼寝してました。 浅草、今回もお茶の間寄席のカメラが入ってる。 なんだか損した気分。このセコな了見、わかる人にはわかるでしょう。 昼席の仲入り休憩時に入場。 事前に確認できなかったのだが、現在は飲… 続きを読む 浅草演芸ホール4 その2(演者の遊び、収録なのにやり直し高座)

M-1グランプリ2022(下・ウエストランド悪口の成功理由)

長い記事を分けて書いてるといいこともある。 後で気づくことも多数あるのだ。 漫才の歴史を振り返ると、悪口漫才自体は今までもあった。 古くは春やすこ・けいこ。 東京にも二人揃って悪口言いまくるコンビいたよね。鬼越トマホーク… 続きを読む M-1グランプリ2022(下・ウエストランド悪口の成功理由)