花いち師の新作落語「いいからいいから」は旅先における仲良しおばさんたちの静かなる闘いを描く快作。 以前らくごカフェの一門会で聴いた際は、4人での旅行中、3人のおばさんが登場する設定だった。 その後3人旅に変わったみたい。… 続きを読む 野方グリーンホール寄席の柳家花いち2(下・「いいからいいから」)
月: 2024年9月
野方グリーンホール寄席の柳家花いち2(上・鰻屋)
新しい仕事をめぐりムシャクシャ。 ストレスは落語で解消しにいかねばなるまい。 木曜日のカレンダーには、亀戸で兼好主任とある。 兼好師に不満などない。七代目圓生が(決まってないけど)1,200円で聴けるのだからありがたい席… 続きを読む 野方グリーンホール寄席の柳家花いち2(上・鰻屋)
池袋演芸場33 その4(柳家㐂三郎「甲府い」)
ヒザ前は林家しん平師。 漫談を出してトリにつなぐのが極めて達者である。 寄席のもようを詳細に記している私も、この師匠の漫談は覚えられないし、思い出せない。 スリリングでめちゃくちゃ面白いのだけど、見事に消えてしまう高座。… 続きを読む 池袋演芸場33 その4(柳家㐂三郎「甲府い」)
池袋演芸場33 その3(柳家やなぎ「さよならたっくん」)
駒治師の生徒の作文で、私ちょっと反省したことがある。 鈴本演芸場6 その4(中手の作法を考察する) 3年前の記事。 「地下鉄駅名織り込み作文」で拍手が来ないので駒治師が(ギャグだけど)不満を漏らしたことに、それはちょっと… 続きを読む 池袋演芸場33 その3(柳家やなぎ「さよならたっくん」)
池袋演芸場33 その2(浅草になった池袋)
圓楽襲名のニュースで1日空きました。 今日は昔話ふうのサブタイトル。 柳家小志ん師はなんと4年ぶり。 今日のお客さんは忙しすぎもせず、暇すぎもしない方たちですねと。 本当に忙しければ来ないし、本当にヒマならいつでも行ける… 続きを読む 池袋演芸場33 その2(浅草になった池袋)
三遊亭王楽が七代目圓楽襲名
寄席の続きものを中断しまして。 そして大ニュースのときは、日付変わった午前0時に出してしまうのだ。 すでに24日の当ブログは夕方から、アクセス増えるいっぽう。 三遊亭王楽が七代目円楽襲名 父は好楽 五代目円楽さん最後の弟… 続きを読む 三遊亭王楽が七代目圓楽襲名
池袋演芸場33 その1(阿佐ヶ谷からいきなり転戦)
23日祝日は、阿佐ヶ谷にコーヒー豆を買いにいくのと、落語。 アートスペース・プロットで、入船亭遊京・柳亭市童・柳家小もんの「B3」。 のはずだったが。 例によってコーヒー豆を頼んでから、アートスペース・プロットの扉を開け… 続きを読む 池袋演芸場33 その1(阿佐ヶ谷からいきなり転戦)
柳枝のごぜんさま(下・甘味がフリの「禁酒番屋」)
柳枝師は下戸で、そのぶん甘味好き。 打ち上げ行く前からワクワクして、どこそこのモツ焼きでホッピーをやりたい仲間の気持ちがわからない。 わからないのだが、わいわいやるのは好きなのでついていく。でも呼んでくれた人に、それで楽… 続きを読む 柳枝のごぜんさま(下・甘味がフリの「禁酒番屋」)
柳枝のごぜんさま(中・「にかわ泥」)
目黒のさんま、15分にだいたい収まりましたねと柳枝師。 しかし、柿の木坂から中目黒をdisって、嫌なムード皆無というのは改めてすごい。 一般論として、ギリギリを攻めたギャグがあちらに落ちて、そんな演者に対し気分悪いなんて… 続きを読む 柳枝のごぜんさま(中・「にかわ泥」)
柳枝のごぜんさま(上・真打ち競演用「目黒のさんま」)
金曜から3連休に掛けて、行きたいところは無数にある。 当初土曜の外出ついでに、黒門亭で駒治師を聴くつもりでいた。 土曜は他にもある。にぎわい座地下で白鳥・彦いち・はん治というキャンプ好きの会。 最近この人たちの話よく聴い… 続きを読む 柳枝のごぜんさま(上・真打ち競演用「目黒のさんま」)