神田連雀亭ワンコイン寄席53(下・田辺いちか「出世茶碗」)

続いて柳家小はぜさん。 先月45分の長講を梶原いろは亭で聴いた。 それはそれでいいのだけど、やはり私にとっては神田連雀亭で出す20分の高座こそ、この人の真骨頂という気がする。 自分のマクラは振らず、粗忽の小噺。 うち帰っ … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席53(上・桂鷹治「ちりとてちん」)

今月、2024年5月はいろいろ聴きにいった。実に楽しい席ばかり。 こどもの日に出向いた柳亭こみち師&宮田陽・昇なんてはるか昔のこと、そんな気もする。 2月以来の神田連雀亭へ。 巣鴨スタジオフォーや梶原いろは亭、二ツ目さん … 続きを読む

柳家喬太郎「仏壇叩き」

浅草お茶の間寄席が観られなくなった今、テレビの落語はNHKとTBS頼み。 だが、たまにそれ以外のBS局でも放映がある。 今回は、BS松竹東急で柳家喬太郎師の「名人長二 仏壇叩き」が録れた。 この圓朝ものが絶品で。 話はそ … 続きを読む

黒門亭24(下・隅田川馬石「明烏」)

犬の目という噺、それほど聴くわけじゃないのにスタイルが千差万別。 時蔵師の犬の目は、杖をついた男に往来で友達が出くわし、医者を紹介してくれる場面から始まる。これはたまに見る。 ヘボン先生の弟子のシャボン先生を訪ねていく。 … 続きを読む

黒門亭24(中・金原亭馬治「笠碁」)

仲入りは金原亭馬治師。 今年はトリの芝居を聴かせていただいた。たびたび聴きたい人。 今日のトリは隅田川馬石師匠でして。 馬石師匠、囲碁を習っていまして。女性の先生に。 女性だから通っているんでしょうか。 でも私も紹介して … 続きを読む

黒門亭24(上・柳亭市遼「狸の鯉」)

黒門亭はすっかりご無沙汰していて、まる1年振り。 昨年はまだマスク義務があったのだ。 土曜第2部は隅田川馬石師の「明烏」ネタ出し。 明烏も、散々聴いてるからなあ。まあでも、馬石師のものは未聴。 繰り返し聴いていても、好き … 続きを読む

落語芸術協会に浪曲会員加入と落語協会二ツ目昇進

昨日は両協会の真打昇進について。 今日も同じ日のリリース2本のネタです。 落語芸術協会は、色物新加入。 色物といっても、全員浪曲だ。 以下の3人。 玉川奈々福 広沢菊春 国本はる乃 色物さんは通常、準会員、つまり代演を1 … 続きを読む

2025年落語協会新真打(まとめて10人)&落語芸術協会新真打(3人)

昨日Googleポータルに、落語協会の来年の真打昇進情報が出ていた。 まだニュースになってないな。 そう思って調べたら、同じ日のリリース、芸術協会の新真打のニュースが引っ掛かった。こちらは先ほど知った。 芸術協会は202 … 続きを読む

なかよしおじさんズ(下・雷門小助六「(鳴り物入り)蛙茶番」毒チラ吐き)

仲入り休憩後は雷門小助六師。 夢丸さんは今浅草のトリですが、私のほうは先日、住吉踊りの芝居がありました。 踊りだけだとお客さんも飽きますから、コントみたいな、茶番を挟みながらやるわけです。 私は毎年、師匠と茶番入りの踊り … 続きを読む

なかよしおじさんズ(中・瀧川鯉橋「青菜」故小柳枝が二重映し)

昨日は2記事出したおかげでアクセスを維持しました。 THE SECONDの記事は伸びそうにない。 三笑亭夢丸師は「のめる」。 隠居のうちに来て、こんな約束をしたんだとフラッシュバックで語るシーンから入るタイプ。 例によっ … 続きを読む