続いては花飛(かっとび)さん。いつ聴いても、珍品を掛けてくれる人。 なにしろ、「一眼国」とか「万病円」「豆屋」なんて、神田連雀亭で過去に聴いている。 だが先に位牌屋を出した圭花さんと同様、珍しいだけで終わらせるようなこと… 続きを読む 柳家花緑弟子の会4(中・柳家花飛「洒落番頭」)
月: 2020年1月
柳家花緑弟子の会4(上・柳家圭花「位牌屋」)
位牌屋 圭花 洒落番頭 花飛 (仲入り) へっつい幽霊 花いち 落語を聴くのは、寄席がいちばん。四場の定席に戻ろうと決意した私。 だがちょいちょいやっぱり、仕事の隙間に、安くて短い席に出かけてしまう。 平日昼間のらくごカ… 続きを読む 柳家花緑弟子の会4(上・柳家圭花「位牌屋」)
1998年の三遊亭好楽「小言念仏」
三遊亭好楽という師匠は、落語界において格別な地位を占めている。 師は円楽党の会長である。今後の落語界再編のキーマンとなるひとり。 落語芸術協会会長・春風亭昇太師とのパイプは、大きくものをいう。 そして落語協会相談役の林家… 続きを読む 1998年の三遊亭好楽「小言念仏」
不倫と落語と落語ディーパー
「落語ディーパー」、司会の不祥事でこの後どうなるんでしょうか? 打ち切り? NHKでは、「球辞苑」がやっと復活したところなのに、またしても。 正式タイトルは、「落語ディーパー!~東出・一之輔の噺(はなし)のはなし」である… 続きを読む 不倫と落語と落語ディーパー
池袋演芸場19 その5(三遊亭天どん「肥辰一代記」)
仲入り休憩後のクイツキは三遊亭天どん師。 私の持ち時間は適当なんですと。次の人(彦いち師)がまだ来てないんだって。 羽織を引いたりはしなかったが、彦いち師が来たと楽屋から声が途中で掛かっていたようだ。 クイツキに出たとき… 続きを読む 池袋演芸場19 その5(三遊亭天どん「肥辰一代記」)
池袋演芸場19 その4(橘家圓太郎「化け物使い」)
時そば/文七元結 橘家文蔵「時そば」 本来ヒザ前の橘家文蔵師が順序変更で登場。 本来この出番の彦いち師が、NHKラジオの生放送に出ていたためらしい。 仲入りのひとつ前、このポジションの文蔵師は、池袋でよく見かける。このほ… 続きを読む 池袋演芸場19 その4(橘家圓太郎「化け物使い」)
池袋演芸場19 その3(志ん五・菊志ん・楽一)
次は古今亭志ん五師。 若手真打の中ではわりと売れてる人だが、それでも寄席のトリはまだ取っていない(師匠の代バネはあったようだ)。 それだけ寄席でトリを取るというのは大変なことなのだ。まあ、じきに取るだろうが。 久々にお見… 続きを読む 池袋演芸場19 その3(志ん五・菊志ん・楽一)
池袋演芸場19 その2(古今亭志ん吉「たらちね」)
午前中は仕事をする。昼どき、池袋の日高屋で軽く一杯やってから、演芸場へ。 客の入る1月なので、割引券は出ていない。 池袋の下席昼は、午後2時開演と遅く、そして演者が少ない。毎月落語協会固定の非常に密度の濃い番組である。 … 続きを読む 池袋演芸場19 その2(古今亭志ん吉「たらちね」)
池袋演芸場19 その1(古今亭駒治「車内販売の女」)
柳家小ゑん千一夜VOL.5「鉄の男」「レプリカント」 楽天で購入 池袋1月下席(昼席)は、古今亭駒治師の初の主任。早速初日に行ってきた。 寄席の主任を務めるというのは、噺家にとり大変な栄誉である。まことにお… 続きを読む 池袋演芸場19 その1(古今亭駒治「車内販売の女」)
三笑亭可風(下)
今からきっとブレイクしていく三笑亭可風師の落語を取り上げてみます。 私のコレクションにある、浅草お茶の間寄席のわずか2席。時間はそれぞれ11分と短い。 まず2017年の「おばばサミット」。 上方落語の笑福亭仁智、桂文珍と… 続きを読む 三笑亭可風(下)