入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう

「たらちね」はよく掛かる前座噺。何度聴いても飽きない楽しい噺。 私はひらがな表記を好むが、漢字で書けば垂乳根。 だが、入船亭だけは「たらちめ」である。漢字だと垂乳女。 「たらちねの胎内より出でし」であり、意味は同じ。 入… 続きを読む 入船亭の「たらちめ」言い立てを覚えよう

馬遊・喬太郎落語会(上・金原亭馬遊「たらちね」)布団を剥いだらキノコ

昨日の神田連雀亭のあと、ひと駅歩いた神保町のドトールでもって、鷹治さんの記事を40分で書き上げた。 ごくらくらくごは、私がこっそり高座を録音して聴き返してると思ってるわけだが、そんな時間などないのです。 キリのいい14時… 続きを読む 馬遊・喬太郎落語会(上・金原亭馬遊「たらちね」)布団を剥いだらキノコ

笑福亭鶴光一門会(上・笑福亭茶光「饅頭こわい」)

年始早々暗く重い2024年であるが、そろそろどこかに行きたい。 平日の初席に行ってみようかと思ったのだが、結局面倒くさくなってやめる。 同じ平日に行きたい落語会があるが、電話するとキャンセル待ち。 まあいい。繰り上げて成… 続きを読む 笑福亭鶴光一門会(上・笑福亭茶光「饅頭こわい」)

国立演芸場22 その1(笑福亭ちづ光「たらちね」)

昨日は3月以来のお休みをいただきました。 だいたい、更新多すぎるんだ。 金曜日、1日行きたいと思っていた国立中席へ。 ちなみに上席は落語協会で雲助師だったのだが、そうたびたびは行けない。 久々に頭から入って、東京かわら版… 続きを読む 国立演芸場22 その1(笑福亭ちづ光「たらちね」)

横浜にぎわい寄席(上・三遊亭ごはんつぶ「饅頭こわい」)

日曜は、黒門亭と拝鈍亭のハシゴをしようと思っていた。3月にもやった組み合わせ。 黒門亭の1部は柳家さん遊師の「五人廻し」。大好きな師匠が、大好きな噺を掛ける。 抜擢決まったわん丈さんや、台所おさん師の名もある。 そして拝… 続きを読む 横浜にぎわい寄席(上・三遊亭ごはんつぶ「饅頭こわい」)

丁稚の落語百科(「へ」の巻)

百科事典、今日は「へ」の巻です。 「へ」で始まる落語関連の用語はあまりないですね。 無理やり集めてみましたけども。 へ 謎のワード、知ったかぶりの和尚も知らない「転失気」の正体。すなわち放屁。 珍念さんがおならを借りに歩… 続きを読む 丁稚の落語百科(「へ」の巻)

遊馬・今輔二人会 その1(三遊亭遊子「鮫講釈」)

気が付くと落語協会の寄席ばかり行っている気がする。芸協にも行こう。 ただ芸協の定席については、真打の披露目に行くつもり。1か月順延した8月の国立にでも。 定席でないところで、芸協の師匠の会を聴こうと思います。 お江戸日本… 続きを読む 遊馬・今輔二人会 その1(三遊亭遊子「鮫講釈」)

池袋演芸場19 その2(古今亭志ん吉「たらちね」)

午前中は仕事をする。昼どき、池袋の日高屋で軽く一杯やってから、演芸場へ。 客の入る1月なので、割引券は出ていない。 池袋の下席昼は、午後2時開演と遅く、そして演者が少ない。毎月落語協会固定の非常に密度の濃い番組である。 … 続きを読む 池袋演芸場19 その2(古今亭志ん吉「たらちね」)

落語のフレーズを唱えてみよう

落語のフレーズには、そこだけ覚えたくなるものが多い。 寿限無寿限無 五劫のすりきれ 海砂利水魚の水行末 雲来末 風来末 食う寝るところに住むところ やぶらこうじのぶらこうじ パイポパイポ パイポのシューリンガン シューリ… 続きを読む 落語のフレーズを唱えてみよう