続きものをちょっと中断しまして。
そして、午前0時に出してしまおう。
昨日のアクセスの多かったこと。笑点の話題があると、落語全般に検索が広がるようである。
笑点新メンバーは立川晴の輔師。
うーん。
私別に、この人のこと嫌いなわけじゃない。
でもなんというか。地味だなあ。明るいキャラにもかかわらず、実に地味だ。
地味すぎて驚いた。そして若手だがそこそこ年齢も高く、新鮮味もない。
というかご本人についてどうこう言う前に、先行して抜いた報道があり、結果そのままだった事実はガッカリ。この手のものはだいたい外れるとしたもんだが。
しかしまあ、現在のメンバーがそこそこ押し出しが強いので、一歩引ける人を選んだんだと思う。
強烈なモルトだけではブレンドウイスキーは作れない。穏やかなグレーンウイスキーあってこそなのだ。
昔は好楽師だって実に地味だったのだし。そして、つまらんと言われつつも笑点のボディを支えていると捉えていたファンもいたのだ。
他の理由は、立川流を混ぜることと、若手大喜利からの選出ルートも残しておくこと。
晴の輔師は若手大喜利では「うまい」答が多く、それほど面白さは感じない。
それでもチームプレイに秀でているだろうし、三平アゲインみたいなことにはならないものと思われる。
師匠ネタが増えそう。昇太師がモノマネで、晴の輔をビビらすというギャグ。
志の輔師の厳しさというものは、テレビで語ってもいいものらしい。
それはいいのだが、厳しい師匠をもてはやす時代が再びやって来そうでそれはイヤ。
晴の輔師の高座は、テレビでしか観たことがない。
口調はいいなと思うが正直、よくわからない。
ちなみに報道では「談志以来55年ぶりの立川流」とある。
早速ヤフコメでは、「談志は当時落語協会だろう」というツッコミが多数。そりゃまあそうだ。
立川流からは初めてとなる。
上野広小路亭からも月1日を除いて追い出された立川流、最近では久々の明るいニュースではある。
で、笑点よりもショックなニュースがあって。
日曜日は、落語のオンエアがたまる。
いつものように浅草お茶の間寄席を編集しようとしたら、録画がない。
そして、番組名による録画予約もなくなっている。
先週3月31日を最後に、TVKでのネットが終わってるじゃないか。ようやく気付いた。
たぶん、TVKでは終了告知は出ていたのだろう。いつもCMをカットしてしまうので、先週はスルーしてしまった。
神奈川だけでなく、東京の多くの落語好きが番組とおさらばすることになった。
当ブログ、「浅草お茶の間寄席」のタグつけた記事は、なんと38もある。
「日本の話芸」のタグは23。
ああ、ネタが減るなあ。
ただ、らんまんラジオ寄席が終わったときと違って、ちょっぴりホッとしていることもある。
なにしろ録画が増えすぎて増えすぎて。
この整理がストレスになっていたのである。
ラジオは最初から録音しない習慣なので、全然平気だった。
いずれお茶の間寄席禁断症状に襲われるかもしれないけども。
千葉テレビを見るために、有料チャンネルに入る気はない。
そういえば日曜日、演芸図鑑も録画がなかった。
来週も、再放送。
ひょっとしたらこれも終わるんじゃないかと。
ただ調べたら、ここ2年は春のスタートが遅いようだ。ホッとした。
ちなみにこの番組もどんどん録画がたまるのでストレスは多少ある。ただ、削除する見切りがわりと早い。
高座のレベルは、寄席の一部を切り取って出したお茶の間寄席よりも、演芸図鑑が高いけど。
今後頼みの綱は、落語研究会と日本の話芸である。演芸図鑑がちゃんと始まればこれもだが。
いきなり減ったなあ。
つい最近、「メディアの落語」というカテゴリを作ったばかりだったのだ。
景気がよくなりつつあるんじゃないだろうか。
景気のいい時代は、落語にとっては冬の時代なのである。
当ブログも、景気の上昇と反比例して没落していくのであろうか。まあ、実のところ景気のほうがまだまだ上がらないと思うのだけど。
テレビに頼らずもっと寄席に行くか。
十分行ってる気はするけども。
おはよーございます。
昨日、居酒屋のTVで笑点を観ながら常連と飲んでた時の話。
新メンバーで晴の輔師が出てきた時、「これは師匠が龍角散経由で押し込んだなw」との某常連客のコメント。一部の人はチラッとは思ったんじゃないかしら?
「次は小遊三の後は風子さんだね。彼女ならセクハラっぽいネタも軽くうけるでしょ」
「好楽さんとあとは好青年で!外国人枠!!」
居酒屋でわちゃわちゃしながら見る笑点も楽しいです。
コメント後半は酔っ払いたちの戯言でスイマセン。
なるほど。龍角散。
昔夢之助師を降ろして以来のスポンサー強権発動と。
ということは、二世枠は消滅したかと思ったら、青雲のたい平師が息子を入れることもできるわけですね。