神田連雀亭ワンコイン寄席54(下・吉原馬雀「サイン」)

吉原馬雀さんは、来秋に昇進を控えているが、聴ける場所がなかなかない。 腫れ物にさわるようなところもあるものか。 なにも派手な活動をしているわけじゃなくて、組織の中で啓蒙活動しているだけだと思うのだが。 これからは、世間に… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席54(下・吉原馬雀「サイン」)

神田連雀亭ワンコイン寄席54(上・柳家小はだ「粗忽長屋」)

月曜に池袋で、白鳥師の「3年B組はん治先生」を聴いてきた。 記事の反響は上々で、アップから24時間で個別アクセスが400を突破した。 この新作落語のストーリーは、「弟子が師匠を訴えた」ところからスタートしている。 その張… 続きを読む 神田連雀亭ワンコイン寄席54(上・柳家小はだ「粗忽長屋」)

落語協会衝撃の新会長、柳家さん喬就任

さん喬師が落語協会新会長。 歓迎しているのだが、にもかかわらずかなり衝撃を受けた。 好きな師匠がトップに立つ喜びと、世界一不透明な選出法への不信感に引き裂かれる。 ちなみに昨日柳家小はださんのマクラで、ちょっぴり総会の様… 続きを読む 落語協会衝撃の新会長、柳家さん喬就任

池袋演芸場32 その4(三遊亭白鳥「3年B組はん治先生」)

落語協会新会長に柳家さん喬というニュースは心底驚いた。 明日あたりに書くかもしれない。 広い落語界で、さん喬師を唯一揶揄して平気なのが白鳥師。 ヒザ前は代演で柳亭燕路師。 ここは辰巳の辻占かなあと。あたり。 辻占の2本目… 続きを読む 池袋演芸場32 その4(三遊亭白鳥「3年B組はん治先生」)

池袋演芸場32 その3(三遊亭青森「再配達」)

そういえば馬石師は前日、池袋夜席の独演会で白鳥作「ラーメン千本桜」を出したという。これについても白鳥師、言及していた。 甚兵衛さんをやる馬石師、つい鼻をフガと鳴らしてしまい、「鼻鳴らしちゃった」。 甚兵衛さんになると鼻も… 続きを読む 池袋演芸場32 その3(三遊亭青森「再配達」)

池袋演芸場32 その2(隅田川馬石「鮑のし」を白鳥激賞)

この月曜日、土日よりも客が多かったそうな。 善男善女が集まっている。 私のもともとのイメージにある、池袋の落語協会のいい客である。 特にいいのは、拍手が早くないこと。 池袋下席昼は、前座から落語が4人続くのが特色。 真打… 続きを読む 池袋演芸場32 その2(隅田川馬石「鮑のし」を白鳥激賞)

池袋演芸場32 その1(二ツ目昇進、駒平・萬都)

ここ数年、三遊亭白鳥師はあまり聴いていない。 避けているわけではないが、最近の連作モノについていけていないのは事実。 池袋演芸場は、その白鳥師がトリを務める。どこかで1日行くのはこれは早い段階で決めていた。 仲入りが馬石… 続きを読む 池袋演芸場32 その1(二ツ目昇進、駒平・萬都)

落語立川流の一般社団法人化と寄席の問題

「落語立川流」が一般社団法人に、代表に立川志の輔さん就任…「登記の日は6並びにこだわった」 (読売新聞オンライン) 今日は「立川流の困った人たち」ではないです。 なにも困ってないので。 はっきりしない情報だけ出回っていて… 続きを読む 落語立川流の一般社団法人化と寄席の問題

新横浜コットン亭2(下・三遊亭歌彦「さじ加減」「新聞記事」)

歌彦さんは人情噺のさじ加減。 師匠・歌奴のものを聴いたことがあるが、雰囲気は大きく違う。 歌彦さん、人情を一切取り払い、湿り気ゼロの滑稽噺として演じる。 三方一両損みたいな味わいの噺に化けているのだった。 大家と悪役との… 続きを読む 新横浜コットン亭2(下・三遊亭歌彦「さじ加減」「新聞記事」)

新横浜コットン亭2(上・古今亭志ん松「粗忽の釘」)

復活初回、馬久一花夫婦の会に参加した、新横浜コットン亭。 毎月開催で、昼の会と夜の会とを交互にやっている。 今月は昼。 今回は、秋に志ん橋襲名で真打昇進の古今亭志ん松さんと、三遊亭歌彦さんの二人会。 二人とも神田連雀亭メ… 続きを読む 新横浜コットン亭2(上・古今亭志ん松「粗忽の釘」)