ひとみ座寄席(下・柳家蝠丸「叩き蟹」)

小助六師の禁酒番屋は、刃傷沙汰のくだりが詳しい。 酒屋に近藤さまが現れ、5合の酒×2を一気飲み。この際、ぐびぐび喉を鳴らして非常においしそう。 こんな器用なワザは初めて見た。ちなみに、徳利の栓を開けるときの「ポン」も口で… 続きを読む ひとみ座寄席(下・柳家蝠丸「叩き蟹」)

ひとみ座寄席(上・雷門小助六「禁酒番屋」)

落語会を聴きにいろいろな街に出向くが、元住吉というところは、落語と無関係になじみがある。 東京でも川崎でも商店街の立派な街が私は好き。元住吉まで、用もないのに電車乗って仕事しに来てるのである。 その、なじみの街で落語会。… 続きを読む ひとみ座寄席(上・雷門小助六「禁酒番屋」)

三三と若手(下・柳家三三「黄金餅」)

「高田馬場」は珍品の類であろうが、小八師からは別に、珍しいものを出そうという気負いは感じられない。 珍しいほうがお客さんは喜んでくれるだろう、という程度ではないだろうか。 私も速記で読んだことしかない噺で、初めて聴いた。… 続きを読む 三三と若手(下・柳家三三「黄金餅」)

三三と若手(上・柳家小八「高田馬場」)

水曜日は二ツ目の会が多い。 梶原いろは亭ではかけ橋、いっ休。 スタジオフォーではごはんつぶ、鳳月、空治。 どちらも行きたかったが(時間は被っている)、結局木曜日のらくごカフェの会を予約する。 「三三と若手」。初めて参加。… 続きを読む 三三と若手(上・柳家小八「高田馬場」)

小満ん喬太郎よこはま落語会 その4(柳家喬太郎「名人長二 仏壇叩き」)

思い出したので書くが、強情灸の「石川や浜の真砂は尽きるとも」の下の句は、「むべ山風を嵐といふらむ」だった。 石川違いじゃない。 喬太郎師も、大先輩の小満ん師と一緒だと多少の気負いもあるものでしょうか? もう一席は新作かな… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その4(柳家喬太郎「名人長二 仏壇叩き」)

小満ん喬太郎よこはま落語会 その3(柳家小満ん「つるつる」)

前座のわたしさんが見台、ヒザ隠しを片付けて、今度は小満ん師。 師の出囃子、「酔猩々」はたびたび聴いてるわけじゃないが、妙に耳に残る。 開口一番、早速崎陽軒をいただきましたとのこと。 おそばの話。おかめそばのいわれ。 そし… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その3(柳家小満ん「つるつる」)

小満ん喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「強情灸」滅びかけた小さん型)

日本人の同調圧力は、われわれ自身からもしばしば非難されるところであるが、マスク義務が割と早く消滅したのも同調圧力のおかげだったかもしれない。 よこはま落語会は、その同調圧力にすら逆らう変な会。宗教みたい。 2024年だぜ… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「強情灸」滅びかけた小さん型)

小満ん喬太郎よこはま落語会 その1(隅田川わたし「商売根問」)

土日のどちらかに出かけようと思うが、行き先はよりどりみどり。 渋谷らくご(一之輔師も出る)とか、東京かわら版には載らない「白鳥の巣」とか。 非常な激戦の中、梶原いろは亭のさん花・志ん雀・緑也・花いちという同時昇進組の会が… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その1(隅田川わたし「商売根問」)

渋谷らくご3(下・橘家圓太郎「甲府い」)

2分のインターバル後は国本はる乃さん。 敬称は師匠でもよかろうが、いずれにせよ二ツ目相当でしょう。 最近の活躍は知っているが、私は2017年以来なのであった。 もっとも、その7年前は熟睡してしまった。昔から寝てばかりだ。… 続きを読む 渋谷らくご3(下・橘家圓太郎「甲府い」)

渋谷らくご3(上・春風亭一花「猫忠」)

咳がようやく治まってきたので土曜日は出かけます。 先月に続いてシブラク。先月に続いてLINEのクーポン利用。 クーポンはありがたいが、今月の場合はクーポンがなかったら来なかったかというと、月曜(祝日)の小せん・百栄・花い… 続きを読む 渋谷らくご3(上・春風亭一花「猫忠」)