新宿末広亭7 その4(雷門小助六「へっつい幽霊」)

ヒザの三笑亭夢丸師も代演で、桂枝太郎師。 髪の毛をさらに短くし、体もますます大きくなって六平直政かと思った。 ぼやきながら本編に入り、振り込め詐欺の噺。これは聴いたことがない。 演題は「振り込む詐欺」というのではないかと … 続きを読む

新宿末広亭7 その3(春風亭昇也「短命」)

雷門助六師を聴いたので、三遊亭茶楽師も聴きたいなと思うがこの日はお休み。 代演は三笑亭可龍師。 ご婦人のお噂から星野屋へ。 芸術協会の実力派可龍師、この日はなんだか一皮剥けて見えた。 登場人物をまったく深掘りせず、どんど … 続きを読む

新宿末広亭7 その2(雷門助六「こり相撲」)

高座返しはコブダイみたいな桂伸球さん(落語は聴いたことがない)。二人がかりの際は三笑亭夢ひろさんも出てくる。 続いて見台と膝隠しが登場して、笑福亭べ瓶師。 べ瓶師の高座、なんと2018年の両国寄席以来である。 芸協の客員 … 続きを読む

新宿末広亭7 その1(柳亭小痴楽「写真の仇討」)

横浜・馬車道でもって県民共済シネマホール寄席というものが昼間にある。 ここで昼間に桂吉弥師を聴くつもりでいた。 だが急遽夜が空いたので真打披露に切り替える。 今日は入船亭扇白(遊京改メ)師。 急遽のため、前売りは買ってな … 続きを読む

「ごはんつぶ」「柳家やなぎ」のアクセント

寄席のレビューが途切れ、落語界のネタを取り上げるなら、まずは赤羽の林家ペー宅火災か。 しかし火災保険に入っていない状態での失火とは、シャレでは済まない。下の階の住人も大変な災難だったようで。 仲間が助けてくれる(会で)の … 続きを読む

鶴めい七叶亭(下・三笑亭夢丸「狸の鯉」)

夢丸師、「たぬき」に入ったが、札でも賽でもなくて、狸の鯉だった。 ネタ帳には「狸鯉」とあった。 恩返しに来た狸です、のくだりから、おなじみの場面はバッサリなくて、早速鯉に化けてアニイの出産祝いへ。 狸の鯉は、落語協会で数 … 続きを読む

鶴めい七叶亭(上・新しい寄席誕生)

今月から始まった、九段下の鶴めい七叶亭(かくめいなのかてい)へ。 5日目の日曜日。 どの日に行くかは、番組が出たときに決めていた。 JR水道橋駅から歩く。 飯田橋よりも若干近いが、日本橋川を渡るもろ裏道である。 土日は午 … 続きを読む

桂しん吉にっぽん鉄道落語会in巣鴨(下・DMVとさくらんぼと小便小僧)

ネタ出しの一席、演題は「妃殿下とDMV」という。 妃殿下とは? 紀子さまのことではなく、来日中の某国妃殿下。 なんと「非電化」に掛けているのだった。全然気づかなかった。 これぐらいはネタバレしてもいいだろう。 徳島に同行 … 続きを読む

桂しん吉にっぽん鉄道落語会in巣鴨(中・宗太郎峠)

しん吉師、もう30分も喋ってますが、とマクラを切り上げ、この日の構成を話す。 ちなみに4席は、登場人物は同じ。 浜田くんと、家出ばかりしている妻のみちこさん。 浜田くんは鉄道の知識も、地理の知識もまるでない。いっぽうみち … 続きを読む