桃花師は、3月上席桃組の話はしなかった。
あとは、独身なのでいい方をいつも探してますと。ただしこの会場にはいない。
まだやるんだなと思った。うめ吉姐さんだったらこんなのもいいのだけど。
本編では、夜中落語に行くと言ってる旦那は、鯉昇師匠を目当てにしてるんだそうだ。普通は、演者本人を入れるものだが、この点はやや奥ゆかしい。
おかみさんは、鯉昇がおしろいつけて待ってるんでしょと。
鯉昇がおしろいつけたら気持ち悪いだろ。意外と似合うかもしれないけどだって。
仲入り休憩後は、桃太郎師の弟子、昔昔亭喜太郎さん。
師匠の追悼があり、ご自身の真打昇進があり、話題豊富だが、まずは前職(議員秘書の使いっぱしり)の話から入る。
靴を揃えたり、お茶を出したり、秘書に怒られるという仕事をしていました。
好きなことをやりたいと思い転身しました。
そして楽屋で靴を揃えたり、お茶を出したり、師匠に怒られたりしています。
宣伝になってしまいますが、真打披露目の寄席のチケット、終演後に販売させていただきます。
3,000円なのでお得です。いつでも入れますので。
ここで「えー」とか合いの手を入れる、リアクション過剰のおばさんがいたようだ。
その後もムダに声を発していたようで。
伊勢原出身なので神奈川アピールしてたけど、なんだっけ。
師匠の思い出。
SNSの好きな師匠でしたが、自分では入力できないんです。
なのでおかみさんに頼んだり、弟子にやらせたり。私もだいぶ打ちました。
娘さんに頼むと1,000円取られるそうなので、弟子に回ってきてました。
でも師匠、スマホにしたんですね。音声入力が使えます。
ただ滑舌がこんなの(実演)なので、認識してもらえませんでした。
結局、そのほうが早いので、弟子が打ってました。
師匠はよく、お経唱えるといいよって言ってました。噺家の修業にも役立つんだそうです。
師匠も唱えてるのかと思ったら、聴くだけだそうなんですが。俺ぐらいになるとこれでいいんだって言ってました。
寝ながらお経を聴いてたときに、設定を間違えたのか大音量になってまして。
眠っている師匠に対し、お経が延々と流れ続けています。
おかみさんが見にいって、「あら準備がいいわね」。
今日は師匠に教わった噺をします。
カラオケ病院です。大師匠の柳昇の噺ですね。
俺とお前で、どっちがウケるか対決しようなんて言われてました。
桃ちゃんの新作落語、なにせキャラによるところが大きい。なのでなかなか弟子はできないだろうなと思っていた。
カラオケ病院は引き継がれたらしい。
でも金満家族とかお見合い中、結婚相談所なんかはできるかなあ?
冒頭はそっくり、引き継がれたまま。
食中毒を出したのはまずかったね。原因はなんだっけ。
ノリです。
ノリで中毒になるのかい。
ノリは中毒になりませんが、上をネズミが這いまして。
それでチュウ毒かい。
師匠のこのくだりは本当に面白かったなと思い出す。
喜太郎さん、「まだわからないお客さんがいますね」とか、わりと普通のいじり。
まあ仕方ない。あんな面白い師匠に太刀打ちできるはずもなく。
病院の経営会議において、成田に願掛けに行ったり、料理教室に通ったり、大事な一人息子を他の病院に入院させたりする医者がいるのは同じ。
成田というワードが、寝床から来ていることをうかがわせる。
心療内科の「うつの先生」は出てこない。
カラオケは3曲だった。
最後の「痔」が大師匠の歌っていた「お久しぶりね」のまま。これはサゲにつながるので変えないみたい。
桃ちゃんも晩年、星影のワルツとお久しぶりね以外はそっくり替えてたので、弟子が自分で作るのは全然OK。
他の2曲は喜太郎さんが作ったものと思われる。
1曲めは二日酔いではなくて、アルコール中毒。
歌は光GENJIの「勇気100%」なのだが、客席は元歌をよく知らない。なので「忍たま乱太郎のテーマなんです」と解説が入る。
「そうさ、100%病気」
2曲めは田原俊彦が登場。
抱きしめてTonightで「カツラ」。
悩み事を隠すの、案外下手だねから入るのだった。
柳昇の時代はAGAなんてなかったわけで、時代によって噺も変わる。
いいな。
昇進後の売り物にして欲しいものです。
もっと長いバージョンもあるのだろうか? あって欲しい。
終演後、披露目のチケットは買いました。
おかげでこの後の道楽亭の木戸銭がなくなってしまい、銀行行く羽目になった。
演者から買ったのは初めてだ。
芸協の披露目の場合、買っていかないとこれが真打へのご祝儀になる。まあ、そんな余裕のある生活はしてないので行きますけどね。
トリの鯉昇師に続きます。明日は道楽亭を。