東京タワー・ラヴストーリー/赤いへや 散々楽しんだ新作まつり。ついにトリの喬太郎師。 昨年も同じ噺のネタ出しだったが、なぜ来なかったか思い出した。子供が熱出したためだった。 私はこのところ、喬太郎師を寄席で聴くときは古典… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその6 柳家喬太郎「東京タワーラブストーリー」上)
月: 2020年3月
池袋演芸場22(新作台本まつりその5 古今亭志ん五「トイレの死神」)
超満員の池袋だが、コロナのためか立ち見の人はいない。それとも、入場を打ち切ったものか。 仲入り休憩を挟み、クイツキは古今亭志ん五師。 口を開いて、個人的な話ですが、私友達がいないんですと。場内大爆笑。 そこから数少ない親… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその5 古今亭志ん五「トイレの死神」)
池袋演芸場22(新作台本まつりその4 三遊亭丈二「極道のバイト達」)
遥かなるたぬきうどん/新ぐつぐつ 仲入りは三遊亭丈二師。花柄じゃないけど、そんな感じの模様の、よく着ている着物で登場。 個人的には新作レジェンドで、この日も私の目当ての一人なのだ。 私の知る限り、この師匠が仲入りの出番に… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその4 三遊亭丈二「極道のバイト達」)
池袋演芸場22(新作台本まつりその3 古今亭駒治「鉄道戦国絵巻」)
3番目に、二ツ目の三遊亭わん丈さんが登場。 新作の円丈門下だが、この人の新作、私は一度も聴いたことがない。現在では、古典落語の評価が非常に高い人であり、Zabu-1グランプリも優勝していた。 よくマクラで取り上げる、滋賀… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその3 古今亭駒治「鉄道戦国絵巻」)
池袋演芸場22(新作台本まつりその2 林家きく麿「おもち」)
さすがの寄席も、ついに28・29は休みが決定となった。 なにやら私までいろいろ申しわけない気持ちで、25日の寄席の模様を続けます。 番組トップバッターは通常二ツ目だが、この芝居では真打も普通に出る。 この日は林家きく麿師… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその2 林家きく麿「おもち」)
池袋演芸場22(新作台本まつりその1 三遊亭ごはんつぶ「わけがあって」)
オリンピックなんてやってる場合じゃないと、世間の意見が一致する日が来るなどとは。 振り返ると驚きだ。 そんなご時世に、私は寄席に行く。いろんな意見もおありでしょうが。 池袋演芸場、3月下席は恒例の新作台本まつり。 日替わ… 続きを読む 池袋演芸場22(新作台本まつりその1 三遊亭ごはんつぶ「わけがあって」)
テレワーク落語会に思う
テレワーク落語会が流行っている。 若手の噺家さんはたくましいものである。スタート時は料金振込対応だったのを、短期間でPayPayも導入したりしているそうで。 超ベテラン、桂文枝師も無人の落語会をしたとのこと。 私はひとつ… 続きを読む テレワーク落語会に思う
襲名と空き名跡
上方落語界では、米朝門下の桂宗助師が「八十八」(やそはち)を襲名することが決まったそうな。 八十八は、故・米朝の俳名である。だから、八十八という噺家が過去に存在していたわけではない。 それどころか、亭号とセットで桂八十八… 続きを読む 襲名と空き名跡
システムとしての破門を考える(下)
師弟関係があるのは落語だけではない。伝統芸能にはだいたいある。 破門は師弟関係に、ある種必然的なシステム。 だが落語界の破門に問題があるのは、破門が師弟関係を解くだけで終わらないこと。 だから悲劇性も高くなる。 破門を受… 続きを読む システムとしての破門を考える(下)
システムとしての破門を考える(上)
期待の前座、柳家小ごとさんが破門になったというニュース。 その後ずっと調べているのだが、検索しても私の記事しかヒットしない。小ごとなんて前座、最初から存在していなかったかのような扱いではないか。 ツイッターで「小ごと」を… 続きを読む システムとしての破門を考える(上)