野暮な噺家、野暮な客

ちょっと前に、落語の大会における組織票疑惑落語の大会における組織票疑惑について書いた。その後も、たまに検索で当ブログにお越しいただいている人がいるようである。 あまり大騒ぎし過ぎるのもどうかと思う(じゃ書くなよという話だ … 続きを読む

柳家小のぶ「粗忽長屋」

当ブログは毎日更新しているので、毎日、ブログのアクセス解析もしている。これが楽しみである。 特に、ブログに来た「検索ワード」を確認するのは楽しい。 検索ワードを実際に使ってみると、当ブログの記事がトップに出てくることがあ … 続きを読む

神田連雀亭ワンコイン寄席3(春風亭昇羊「夏祭りの想い出」)

また神田連雀亭のワンコイン寄席に行ってきた。4月下旬に初めて訪れ、早くも6回目である。 メンバー(二ツ目オンリー)によっては、この用事だけでわざわざ行く価値がある。 今回は本当にもうなんのついでもなくて、電車賃払って1時 … 続きを読む

寄席芸人伝16「小博奕三好」

前回珍しく、「寄席芸人伝」のエピソードを、共感する対象としてではなく使ってみた。 だがもともと、「寄席芸人伝」の世界自体、非常に緩い。 「厳しい修業に耐えて開花する噺家」というテーマが根底に流れているようでいて、平気でそ … 続きを読む

寄席芸人伝15「横紙破りの橘丸」

電子書籍 久々に「寄席芸人伝」を取り上げる。 「寄席芸人伝」は、よくできた古典落語と同じように、登場人物が記号化されている。 まあ、マンガだから当たり前ともいえるけど。古谷三敏のシンプルな絵、それから同じ顔の人物が設定を … 続きを読む

野毛山動物園で柳家小せんを聴く

神田連雀亭でハプニングと、駒次さんの見事な噺に遭遇した翌日も、落語に出かけた。山の日。 「東京かわら版」には載っていない落語会である。柳家小せん師匠のツイッターで知った。 横浜「野毛山動物園」内でのイベント。小せん師が呼 … 続きを読む

古今亭駒次「ビール売りの女」

現場にもちょくちょく行き、家でも毎日落語を聴いている。落語でお腹いっぱい気味なのだが、用があって出かけたついでに、また神田連雀亭ワンコイン寄席に行ってきた。この日のお目当ては古今亭駒次さん。落語協会の香盤上、二ツ目のトッ … 続きを読む

三遊亭竜楽「猫の災難」

両国に行った翌日、またしても三遊亭竜楽師匠を聴きに亀戸梅屋敷寄席に出向いた。 亀戸は三回目。 空いている寄席のことは、よくマクラでネタにされる。だが、ファンの立場でそのような寄席にお目にかかることはそうそうない。 つまら … 続きを読む

両国寄席1(三遊亭竜楽「ちりとてちん」)

最近たて続けに池袋の落語協会の寄席に出掛け、ハイレベルの満足を味わっている。ほぼ毎回、「今回は最高だった」と思わせられる。 それを再度ブログに起こし、追体験するのは非常に楽しいものだ。 毎日落語のことを考えて、寝るときに … 続きを読む