堀井憲一郎「いますぐ書け、の文章法」(2011年ちくま新書)

堀井憲一郎氏(以下、例によってホリイ。略すことに悪意もないし、気持ち悪いシンパシーもない)のコラムは、書かれた内容の大部分に賛同できないのにもかかわらず、大好物である。 このブログでも何度も批判しているのだが、それは結論… 続きを読む 堀井憲一郎「いますぐ書け、の文章法」(2011年ちくま新書)

「あかね噺」の3巻を今頃読んだら、なかなか面白かった

月曜に鈴本演芸場、喬太郎師の千秋楽に出向き、昨日4日間の続きものを終えた。 行った日に、その喬太郎師の「擬宝珠」の記事が検索ヒットした。なにかと思ったら、あかね噺の最新話にこの噺が出てきたそうで。 マンガの世界では、この… 続きを読む 「あかね噺」の3巻を今頃読んだら、なかなか面白かった

「あかね噺」の2巻を今頃読んだら、ちょっと面白かった

ジャンプの大人気連載、あかね噺はもう5巻まで出ている。 今頃、2巻を読んだという話です。 3周遅れのオレを笑ってください。 昨年、あかね噺の1巻を買って読み、そしてなかなかがっかりした。 その模様はこちら。 「あかね噺」… 続きを読む 「あかね噺」の2巻を今頃読んだら、ちょっと面白かった

広告のマンガを読んでみた「しょせん他人事ですから」

当ブログには広告が入っています。邪魔ですか? すみませんね。 落語関係のブログで広告入れてるのは、私だけじゃないかな。 以前は他にも見かけたものだ。記事中で取り上げた書籍の広告を張ったブログ。 それに憧れて始めたのだが、… 続きを読む 広告のマンガを読んでみた「しょせん他人事ですから」

三遊亭好楽「いまだから語りたい昭和の落語家楽屋話」

今日はブックレビュー。 昨日もマンガレビューだったのだが、文句の吐き通し。 吐いてるほうも気分爽快というわけじゃない。口直しを。 今日取り上げるのは、最近ずいぶん頻繁に広告を張っている、好楽師の新刊です(2021年12月… 続きを読む 三遊亭好楽「いまだから語りたい昭和の落語家楽屋話」

「あかね噺」が刺さらな過ぎて絶望する

暑かった土曜日の夜、酔っぱらって、日曜の朝5時半に目が覚めた。 7時にアップする予定のブログができてない。実際、ちょっと遅れております。 朝になってからネタを探す。幸い、最近はネタのストックがまあまああります。 少年ジャ… 続きを読む 「あかね噺」が刺さらな過ぎて絶望する

奥山景布子「圓朝」

たまには小説のレビューを。 落語を舞台にした小説は、そんなに数多くあるわけではない。 故人では、噺家鶯春亭梅橋の弟であった「なめくじ長屋捕り物さわぎ」の都筑道夫。 現代では愛川晶や、田中啓文(笑酔亭梅寿謎解噺)。 つい最… 続きを読む 奥山景布子「圓朝」

三遊亭円丈著「師匠、御乱心!」

2018年3月に文庫で再版されたこの本を、今頃になってようやく読んだ。 三遊亭円丈著。 図書館にあったのである。 落語も安い席ばっかり行っているぐらいなので、本は本当に買わない。隣の区の図書館まで使い倒している。 著者の… 続きを読む 三遊亭円丈著「師匠、御乱心!」

立川生志「ひとりブタ」を読む

大型連休に入り、といいつつ別に自由業の私にとっては何の関係もないのだが、読書をしてみる。 立川生志師の「ひとりブタ」。もう、2013年の書物。噺家さんの自叙伝としては、圧倒的に面白かった。この面白さは、真打になるまでの、… 続きを読む 立川生志「ひとりブタ」を読む