鈴本演芸場14 その5(柳家喬太郎「品川心中」)

五街道雲助師はすぐに町内の若い衆へ。 これまた軽いスタンダード演目だが、ひたすら楽しい。 完全に頭に入っていてもなお楽しい。 人間国宝の噺は、会話だけで楽しいですね。 橘之助師匠は、昔の喬太郎さんは私服がびっくりするほど … 続きを読む

落語教育委員会@横浜にぎわい座(下・柳家喬太郎「紙入れ」)

高座返しに前座さんが出てくる。あれ、先週いい高座を聴いたばかりの三遊亭げんきさんだ。 落語協会主体の会になぜ、と一瞬思ってしまった。兼好師の弟子なんだから全然不思議ではないのだけど。 自分の高座はなかったらしい。 釈台を … 続きを読む

浅草演芸ホール6 その4(入船亭扇白真打昇進口上)

若頭の喬太郎師、手下になんですかこれと問われ、メタなセリフを吐く。 このつるって落語な、ほんとくだらないだろ。三遊亭円丈って人はこの噺が大嫌いでな。俺も直接そう聞いたよ。 でも俺好きなんだよな。罪がなくってさ。 中途半端 … 続きを読む

浅草演芸ホール6 その3(つるリレー・柳家喬太郎「極道のつる」)

めでたい披露目の席なので、志ん生襲名を潰したい師匠の高座は省略します。 ここで番組表にない仲入り休憩が入る。 緞帳が開くと、披露目の彩り、にゃん子金魚先生。 金魚先生の頭には、本日の主役扇白師の写真。後ろの人にも見えるよ … 続きを読む

西新井いきいき寄席2 その4(柳家喬太郎「禁酒番屋」スマホ鳴らしの対処法についても)

酒のマクラはなかったように思う。 ご家中で酔っ払って意地の張り合い、斬り合い。 決闘に挑んだ家臣たちは深手を負ったが死ななかったそうだ。 こういうストーリーに直接関係しない部分をさりげなく現代的にアレンジしていくのだった … 続きを読む

西新井いきいき寄席2 その3(柳家喬太郎 髪の毛が黒い理由)

仲入り休憩後は翁家和助師匠のピン太神楽。 寄席と違い、時間調整をしなくていいフルサイズの芸。 二枚扇から傘の回し分け、昔回していた硬貨と米俵、五階茶碗に急須、篠笛を吹きながらの皿回し、包丁の皿回し。あと何があったかな。 … 続きを読む

柳家喬太郎「品川心中」(真打ち競演)

NHKラジオの真打ち競演をらじるらじるで聴いてみたら、落語は喬太郎師ではないか。 毎週聴いてる番組でもないので、運がいい。早速取り上げます。 この番組はだいたい地方で録音しているが、今回は渋谷。 喬太郎師は本日7月10日 … 続きを読む

米團治喬太郎よこはま落語会 その3(柳家喬太郎「夫婦に乾杯」)

喬太郎師の1席目は錦の袈裟。 二人会の仲入り前というと大ネタを出すのが普通である。錦の袈裟は、寄席のトリで聴いたこともあるが決して大ネタのイメージではない。 しかしながら大満足の一席。 劇中のシーンにたっぷりの場面があっ … 続きを読む

米團治喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「錦の袈裟」)

歌い終わって大きな拍手の中、「あほぼんです」とつぶやく米團治師。 米團治師が出た「花詩歌タカラヅカ」の演目は、「心中・恋の大和路」ですね。 役は八右衛門。 鹿芝居のミュージカル版ということでしょう。 ラジ関寄席など聴いて … 続きを読む

柳家喬太郎「拾い犬」解説は小原正也氏

TBS落語研究会が録れていた。初回放送のはず。 閉場前の国立劇場が舞台。ということは、1年とちょっと前。撮りだめておいたのね。 「拾い犬」は人情噺である。泣ける。 だが番組自体に大笑い。 この番組の解説部分は、通常カット … 続きを読む