喬太郎師の1席目は錦の袈裟。 二人会の仲入り前というと大ネタを出すのが普通である。錦の袈裟は、寄席のトリで聴いたこともあるが決して大ネタのイメージではない。 しかしながら大満足の一席。 劇中のシーンにたっぷりの場面があっ… 続きを読む 米團治喬太郎よこはま落語会 その3(柳家喬太郎「夫婦に乾杯」)
カテゴリー: 柳家喬太郎
米團治喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「錦の袈裟」)
歌い終わって大きな拍手の中、「あほぼんです」とつぶやく米團治師。 米團治師が出た「花詩歌タカラヅカ」の演目は、「心中・恋の大和路」ですね。 役は八右衛門。 鹿芝居のミュージカル版ということでしょう。 ラジ関寄席など聴いて… 続きを読む 米團治喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「錦の袈裟」)
柳家喬太郎「拾い犬」解説は小原正也氏
TBS落語研究会が録れていた。初回放送のはず。 閉場前の国立劇場が舞台。ということは、1年とちょっと前。撮りだめておいたのね。 「拾い犬」は人情噺である。泣ける。 だが番組自体に大笑い。 この番組の解説部分は、通常カット… 続きを読む 柳家喬太郎「拾い犬」解説は小原正也氏
柳家喬太郎「ちりとてちん」
産経らくごの配信を聴く。 11月中しか聴けない、喬太郎師のちりとてちん。 アーカイブであり、2020年、コロナ禍の動画である。まだ釈台は使っていない頃。 配信の予告が出る前は、喬太郎師がちりとてちんを持っていることも知ら… 続きを読む 柳家喬太郎「ちりとてちん」
小満ん喬太郎よこはま落語会 その4(柳家喬太郎「名人長二 仏壇叩き」)
思い出したので書くが、強情灸の「石川や浜の真砂は尽きるとも」の下の句は、「むべ山風を嵐といふらむ」だった。 石川違いじゃない。 喬太郎師も、大先輩の小満ん師と一緒だと多少の気負いもあるものでしょうか? もう一席は新作かな… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その4(柳家喬太郎「名人長二 仏壇叩き」)
小満ん喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「強情灸」滅びかけた小さん型)
日本人の同調圧力は、われわれ自身からもしばしば非難されるところであるが、マスク義務が割と早く消滅したのも同調圧力のおかげだったかもしれない。 よこはま落語会は、その同調圧力にすら逆らう変な会。宗教みたい。 2024年だぜ… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その2(柳家喬太郎「強情灸」滅びかけた小さん型)
小満ん喬太郎よこはま落語会 その1(隅田川わたし「商売根問」)
土日のどちらかに出かけようと思うが、行き先はよりどりみどり。 渋谷らくご(一之輔師も出る)とか、東京かわら版には載らない「白鳥の巣」とか。 非常な激戦の中、梶原いろは亭のさん花・志ん雀・緑也・花いちという同時昇進組の会が… 続きを読む 小満ん喬太郎よこはま落語会 その1(隅田川わたし「商売根問」)
落語の技法「相手のセリフの省略」(名前が欲しい)
落語のちょっとした謎について書いてみます。 まとまりきっていないが、書くことで膨らんで、またいろいろ思いついて、そして続編もできる。そんなパターンを今回も狙っている。 落語は芝居の一種であるとされているが、芝居にはない技… 続きを読む 落語の技法「相手のセリフの省略」(名前が欲しい)
鈴本演芸場10 その4(柳家喬太郎「抜け雀」)
ヒザはのだゆきさん。これも短かった。 落語協会の色物、ウクレレえいじ、岡大介といった人が売り出し中であるから、音楽ものはどんどんリニューアルしていかないとこれから競争に勝てなくなるかもと心配だ。 今回はいつものでした。ウ… 続きを読む 鈴本演芸場10 その4(柳家喬太郎「抜け雀」)
あかね噺の会・柳家喬太郎「擬宝珠」を聴く
あかね噺からの当ブログ流入はすごい。 マンガレビューのほうは7巻までしか書いてない。そちらもまあそこそこには来るのだが、関係ないところからも検索アクセスがあるのである。 突然、「昔ながらのオチ分類」のうち「しぐさ落ち」の… 続きを読む あかね噺の会・柳家喬太郎「擬宝珠」を聴く