柳家喬太郎独演会@秋川 その2(スポーツ漫談)

達者なしろ八さんにたった一つどうかと思った部分。

「あ、人間になることができた」

人間になれた、でいいじゃない。
「可能形」と呼ばれる言い回しだが、古典落語には出ないな。

しろ八さんが釈台と座布団を折りたたんだあいびきを出し、メクリを返して喬太郎師登場。

皆さんは今、前代未聞の高座を見ています。登場して座ったら足つっちゃって(場内爆笑)。
やっべっ。
あ、もう治りました。
喬太郎をご存じのかた?
あ、全員じゃねえんだ。独演会だぜ!?
秋川は、ずいぶん以前に寄せていただいた覚えがあります。いつだかもう記憶がありません。
二ツ目に成りたてぐらいの頃ではないでしょうか。

いつもの、釈台スタイルについての話。
笑点の司会は鼻メガネ先輩にお任せしますから、喬太郎の下半身を見る会までワンセット。

今日は朝、上野の落語協会に用事がありました。上野というか御徒町なんですけど。
なので秋葉原からお茶の水、快速に乗って拝島で乗り換えてきました。
拝島から乗り換えて思うのは、もうこの先不安で不安で。合ってるのかなと。
降りるときにボタンを押さないでいい電車に乗りたいです。

私、「アキカワ」だと思ってましたね。「アキガワ」でした。
この勘違いは、「○○じん」かと思ったら「○○びと」だったときと同じですね。
まったく伝わってませんね。

なんだっけ? 怪獣に「○○人」を「○○びと」と読むのがいるらしいのだ。
パリサイ人みたいな。
怪獣談義は止まらない。

私はウルトラマンが好きで。世代的にレオぐらいですね。
それから映画も好きで。ご存じ東宝のゴジラは、今でも最新作がヒットするぐらい人気です。
東映にも怪獣映画がありました。
それからあまり知られてませんが日活も怪獣映画を作っています。
大巨獣ガッパです。
松竹も怪獣映画を作っています。宇宙大怪獣ギララ。
ここキララホールに来ると、それを思い出すのです。
今日言いたいことは全部言いました。

秋川の読み方から怪獣に飛んで、ホール名で回収する神ワザを目の当たりにした。
まあ、平常運転だけど。

今日は13日の金曜日ということで、「~喬太郎の13日の金曜日 フライデーナイト~ 」というタイトルがついてます。
今日会場に来て、初めて知りました(場内爆笑)。
どうしようかなと。
恐怖ものが聞きたかった人っています? え、いるのかよ!
仕方ないんで小噺ひとつやります。

と、急に博多弁で喋り出すキョン師。
かみさんが旦那を叱っている。
あんたまた、揚げ物食べたとね!
食べとらんばい!
食べとったとね! 口の周りアブラだらけばい!
フライでないと!

この程度でお許しください。
先に出たのが前座のしろ八さんで。
さらに今日は仲入りの後ゲストを呼んでます。
3月21日から真打になる、入舟辰乃助という男です。
私の同期、向こうがどう思ってるかわかりませんが盟友の入船亭扇辰さんの弟子です。
めいゆうたって俳優じゃないですよ。
それで終わり、あ、終わりじゃねえや。その後私が一席やります。

今パラリンピックやってまして。ちょっと前はオリンピックですね。
私、子供のころからスポーツにはまるで疎くて。なのであんまり見ないですけど。
でも、フィギュアのペアは、1日の終わりにスポーツニュースで見ました。
リクリュウって、どっちが指示役でどっちが受け子だろう。それはトクリュウですね。
私はずっと文系なので、文系オリンピックも見たいですね。
書道とか、陶芸とかで勝負したら見たくないですか。見たくないですかそうですか。
私は見たいです。
各国の代表が焼き物で勝負して、これが本当の陶器五輪なんて言いまして。

落語協会でも、野球の好きな人が結構いまして。今はないでしょうけど、昔は一門ごとに野球チームがあったんですよ。
師匠さん喬の自宅を掃除していたら、昔のアルバムが出てきまして。柳家の野球チームでみんなユニフォームを着てました。
うちの師匠なんて野球やらなそうですけど。
こんなふうになよっと投げて、カーン、ダメだよゴンちゃん打っちゃ(モノマネ)。こんな感じっぽいでしょ。
まあ、私の師匠のことはよくわからないと思いますが。
サッカーチームもありました。先ほど名前出した扇辰さんなんかはサッカーチームに入ってましたね。
先輩にトライアスロンをやってる人までいました。
信じられませんよ。我々、そういうしんどいことをしたくないから噺家になったんですよ!
楽屋で訊いてみました。
聞いたんですけど、本当にトライアスロンなんてやってるんですか!?
ああ、そうだよ。
え、競技3種類もするんでしょ?
そう、水泳、マラソン、麻雀。
って三木助師匠が言ってました。

文系オリンピックをやったら、各国の伝統芸能も競技になるかもしれませんね。
落語もオリンピックになるかもしれません。いいでしょ。「男子団体・落語」って。
ただ、落語は順位を付けるには向かないですね。
いやでしょ、男子団体がクロアチアに負けたら。
やっぱりクロアチアの芝浜は見事だ、とか言われたら。

オリンピックの頃になると、必ずオリンピック漫談をやる喬太郎師。
そして、これは花筏のフリである。スポーツ音痴の喬太郎師が、唯一やるスポーツ(?)の噺。
鼻メガネ先輩にも教えたという。
クロアチア、の部分は過去はアゼルバイジャンやリトアニアだったりした。

で、そろそろ花筏に入るかなと思ったら、まだ入らないのだった。
楽しい漫談はまだまだ続く。
とても上中下3回では終わらない。昨日のタイトルも「その1」に替えました。

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