桂鷹治「青菜」

ある平日、予想外に家から解放されたので、昼過ぎてから思いついて夜席を探し、小さなお店の落語会へ。 翌日にアップする前提でもって、始まる前にいろいろおもしろムダ話も書きあげていた。 本当に面白いかどうかは別にして、それも全… 続きを読む 桂鷹治「青菜」

B3@阿佐ヶ谷(上・柳家小もん「たがや」)

最近は阿佐ヶ谷にコーヒー豆を買いに来る。 そして落語へ。コーヒーの残りも落語のスケジュールに合わせて調整するのだった。 阿佐ヶ谷駅を降りたら、七夕まつりだ。想定外。 せっかくなので大混雑、大型アーケードのパールセンターを… 続きを読む B3@阿佐ヶ谷(上・柳家小もん「たがや」)

落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)

今やアクセス1日800、月別閲覧数5万超を誇る当ブログだが、時としてまるでお客さんの来ない記事もある。 1年前に書いた続き物だが、上中下3回に分ける想定でいた。 当時「中」のアクセスがあまりにも低かったので、途中で打ち切… 続きを読む 落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)

隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた… 続きを読む 隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

文蔵師の青菜の続き。細かい部分もいろいろ。 柳陰(みりんと焼酎を合わせた酒)について、旦那が「柳陰、東京でいう直し」と最初からその正体を割っている。 確かに、「こっちで言う直しじゃねえですか」って、あまり気の利いたくだり… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その3(柳家喬太郎「芝カマ」上)

喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

扇辰師の田能久、寄席で聴くものと比べどこがたっぷりか。まず峠の夜越で雨にやられ、小屋に飛び込む久兵衛さん。 まっくらな中でいろりを探り当て、火を吹いて灰を浴びて、なんとか火を起こす。実にリアルで楽しい。 それから、オロチ… 続きを読む 喬太郎・文蔵・扇辰三人会 その2(橘家文蔵「青菜」)

柳家花緑弟子の会6(下・柳家勧之助「青菜」下)

青菜における植木屋は、一般的には人を仕切れるような人物ではない。 ひとりでやっている、植木屋でもごく下のほうであり、つましく生きている人物。普段縁のない上流階級の暮らしに触れ、その真似をして見たくてならない単純なお人、普… 続きを読む 柳家花緑弟子の会6(下・柳家勧之助「青菜」下)

柳家花緑弟子の会6(中・柳家勧之助「青菜」上)

珍しめの噺だが、洒落番頭、前座噺として実にいい噺だなと再認識。現在、前座がやることはない。 登場人物は4人だが、花飛さんが登場させているおかみさんの役割を、小僧の定吉に担わせると3人で済む。 その3人が、必ず2人ずつ会話… 続きを読む 柳家花緑弟子の会6(中・柳家勧之助「青菜」上)

落語のフレーズを唱えてみよう(その3)

三十石/鹿政談 鹿政談 先日、落語のフレーズを唱えてみよう(続) という記事を書いた。 噺本編に出てくるフレーズの特集である。だが、噺に付属のマクラの中にもフレーズはたくさんある。 アップした後で、最も取り上げたかった大… 続きを読む 落語のフレーズを唱えてみよう(その3)

新中延寄席(中・春風亭柳若「青菜」)

笑福亭鶴光/笑福亭鶴光 【CD】 楽天で購入   (上)に戻る 笑福亭希光「秘伝書」 希光さんから。上方落語。 最近この人のファンなのだが、神田連雀亭でしか聴いたことがない。 地域寄席ではスタイルを変えてくるよ… 続きを読む 新中延寄席(中・春風亭柳若「青菜」)