埼玉本庄の「喬太郎・一之輔二人会」への遠征を検討する

今日も更新遅くてすみません。

今週はもう、落語には行かないと思う。数えたら今月5席行っている。そのうち2席は神田連雀亭ワンコイン寄席ですが。
ただ、喬太郎師の映画「浜の朝日の嘘つきどもと」は観たいなと。終わる前に行こうかな。

ブログのネタは、まるでないわけではない。
先日録画した「立川談志 71歳の反逆児」(2007年の再放送)にはかなりの触発を受けたので、なにかしら書こうと思っている。だが、整理がついていない。
あと、追悼で流れた日本の話芸の小三治「千早ふる」。
これがNHKにある、晩年の一番いい高座ということなんだろう。
結論から言うと、「面白くしちゃいけないと言いながら面白くしようと試み、しかし現代の面白古典落語に負けている」残念な高座だと思っている。
これについては、おしまい。

東京かわら版11月号が届いた。
早速落語会をチェックする。
たとえば7日。亀有の地域寄席で、入船亭扇辰師の独演会。定員30名。
Webを見てみたら、すでに完売。かわら版の締め切り前になくなっている。こんなこともよくあります。
扇辰師の公式サイトで、日ごろから会の確認を怠らないことも求められるのである。
まあ、地元の人たちのための、少ない枠を押しのけてまで行かなくてもいいやね。

日付をさらに進めて14日、「柳家喬太郎・春風亭一之輔二人会」というものがある。
会場は本庄市民文化会館。

喬太郎・一之輔二人会という世代の異なるトップスター共演は、それほど多くはない。あるとすると、ほぼ地方である。
本庄ね。埼玉県の北端にある、ほぼ群馬な地域。
ホンジョウのアクセントは平坦。
頑張れば、行けない地ではない。そして、まだチケット発売中なのだ。
「チケットの取れない落語家」がふたり集まったが、チケット取れるときは取れるものである。

遠征ではかつて、群馬の太田に扇辰師を聴きにいったことがある。この際は「サラ金の店舗撮影」という仕事をくっつけた。
太田が最も遠い遠征先だが、他に本厚木町田にも出向いた。
サラ金だけでなく、脱毛サロンの写真撮影というのもやった。
今回は、そんな仕事はない。
今年は座間へも行った。遠征なのだが、ここは東急田園都市線のおかげで意外と交通費が安いので、また行くと思う。

本庄には、新幹線の本庄早稲田駅もあるが、眼中になし。
普通電車で行くとうちの最寄り駅からは1,700円かかる。往復3,400円。
だが調べると、日曜日なので「のんびりホリデーSuicaパス」がある。こちらは2,670円。
多少は安くなる。
ちなみに落語会は前売り3,500円。

行くとしたら、片道2時間、パソコンを持って車中で仕事をすることになる。
片道はグリーン車でもいい。土日は安くて、800円。割のいい出費だ。
ただバッテリーが切れる。駅前のマクドナルドにコンセントがあれば、多少補給でき、帰りも仕事ができる。
仕事の前に、会の模様を書き記しておける。

あと、カーシェアを出すことも考えた。息子や家内が付いてくるなど、複数人だったらクルマもいい。
でも、電車のほうが仕事もできるし、得な感。

これなら行ってもいいかな? まあ多少、11月の行動は自粛気味にすることとして。
だんだん、書いているうちに自分の貧乏振りに悲しくなって来たが。
まあ、新幹線で出かける大人がちゃんとした大人とは限らないけど。

本庄の会、かなり考えたのだが、結局やめた。そもそも旅情溢れる旅でもないし。
上越線は、初夏に乗ると関東ローム層の切れる熊谷付近から、田んぼが青々としていい感じにはなるが、11月ではなにも。
そしてカレンダーのこの付近、東京でいい会(しかも安い)が目白押しなのである。
そもそも、11月上席は国立の披露目に行かなければならないし。
やめる決定的な理由もある。14日には、拝鈍亭で玉川太福師匠の会があるではないか。
ちなみに玉川太福さんは神田連雀亭を卒業したので、真打格として師匠を付けて呼ぶことにする。浪曲には真打、ないですからね。

喬太郎師は、11月下席の鈴本の主任だから、そこで聴こう。今やってる10月下席、末広亭もトリだけど。

行かない会だけど、勝手に演目の予想をしておく。

  • 喬太郎「路地裏の伝説」「紙入れ」
  • 一之輔「味噌蔵」「時そば」

大した根拠はありません。ただ路地裏の伝説は、舞台が埼玉。

遠征と言えば、埼玉とかケチ臭いことを言わず、緊急事態宣言も明けたし、大阪に一度行きたいなと思っている。
2泊3日ぐらいで落語を聴きまくるという。

(2021年11月30日追記)
1席ずつで、喬太郎「うどんや」、一之輔「ねずみ」だったそうです。
かすりもしません。

作成者: でっち定吉

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