「師匠、おはようございます。蝉丸が参りました」 「おお、蝉丸。でかしたな」 「ええ、不肖眠々亭蝉丸、文化庁芸術祭大賞受賞と相成りました。これも師匠のご指導のおかげと心得ます」 「また大仰だな。とにかく大賞獲ったんだから大… 続きを読む 噺家と素数蝉
カテゴリー: 丁稚の新作落語と小噺
ホリエ○ンの新呼称を考える
「こんちはご隠居さん、忙しいですか」 「おや八っつぁん。ちょっと考えごとをしてたんだがちょうどよかった。お前さんの意見を聞かせておくれ。まあお上がり」 「考えごとね。やっぱり小林麻耶はバイデンを批判したから消されたのかっ… 続きを読む ホリエ○ンの新呼称を考える
落語のマナー「ヨセしぐさ」とは
【柳家小ゑん(やなぎやこえん)】千一夜VOL.12 価格:2200円(税込、送料別) (2020/9/17時点) 落語の寄席とは、戦争のない平和な江戸時代に生まれた文化です。 そこには通な常連… 続きを読む 落語のマナー「ヨセしぐさ」とは
蚊問答
「ご隠居さんいますか」 「おや八っつぁんじゃないか、お上がり。しばらく鼻の頭見せなかったな」 「そうすね。なにせたまの小噺のときしか出番がねえもんでね」 「そうか、今日は小噺か。新作落語の執筆は全然進まないけども、とりあ… 続きを読む 蚊問答
やかん先生と八っつぁんの陰謀根問
定期購読 「先生、こんちは」 「おお、よく来たな記者。上がれ記者」 「あら、アタシが来るといつも愚者、愚者っていうのにね。今日は記者」 「お前記者だったろう」 「そらどうも。アタシも肩書で呼んでもらえるとちったあ格が上が… 続きを読む やかん先生と八っつぁんの陰謀根問
自作新作落語「なぞかけ神さま」
「ごめんください・・・ああよかった。いらっしゃいましたね、神さま」 「これはこれは、遠いところまでよく来てくださいましたな、疫病神さま。ちまたではあまり歓迎される神さまではないかもしれませんが、わしは来てくださって嬉しい… 続きを読む 自作新作落語「なぞかけ神さま」
ドキュメンタリー新作小噺「落語作家への道」
「おとっつぁん、最近落語は書いてるの?」 「なんだ、落語好きが高じて親父をおとっつぁんと呼ぶ息子。落語は書いてるぞ一応。でもちょっとここに来て、執筆意欲がちょっとな。なにしろ、この間ブログで出した自信作の反応がゼロでな」… 続きを読む ドキュメンタリー新作小噺「落語作家への道」
自作新作落語「バーチャルご先祖」
バーチャルリアリティ全盛の時代だそうでして。縮めてVRなんて言いますね。 人が体験できるのは、生身の肉体を通した現実だけではなくなりました。現実世界と違う、仮想空間で遊ぶ人も増えました。 人付き合いも、現実でのものより、… 続きを読む 自作新作落語「バーチャルご先祖」
新作落語台本落選その他
例年だと9月中に発表される、落語協会新作台本の予選通過、なんと10月10日にようやく発表だった。 コンクールの情報を求める方が、連日10件くらい検索で私のブログに起こしになった。 応募のため落語を初めて書いた私も、一抹の… 続きを読む 新作落語台本落選その他
2018落語協会新作台本募集のその後
落語協会新作落語台本募集の選考はどうなっているのだろう。例年だと、9月25日頃には、「世之介のそばにおいでよ」「時蔵のこんな話あんな話」のどちらかのブログに詳細が載る。10月になってしまったのに、いまだにどちらにも何も書… 続きを読む 2018落語協会新作台本募集のその後