タグ: 柳家花いち

兵庫船というお話をしますと喬介師。 毎度おなじみの喜六清八という二人連れが旅をしますと。 東京でもごくまれに「鮫講釈」を聴くが、講釈が入らず、かまぼこ屋で落とすのが本家兵庫船。この型は東京にはまったくない。 喬介師は地が… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会（その2・笑福亭喬介「兵庫船」）

たまには夜にも出かけたい。 梶原いろは亭で笑福亭喬介・柳家花いちという面白い組み合わせの会がある。 もっと派手な会もたくさんあるが、いいじゃないか。 喬介師は初めてだが、以前道楽亭の独演会を予約したその日のうちに、ご本人… 続きを読む 笑福亭喬介・柳家花いち二人会（その1・立川幸弥「元犬」）

柳家花いち師のネタおろしは「蛍とママ」。 ママはスナックのママ。恋多き人生を歩んだ65歳。 もうすぐ開店の時刻なのに、ママは外に出て戻らない。声を掛けるとそこには蛍の群れ。 光るホタルはオスなのよ。メスに向けてこうやって… 続きを読む 新作落語せめ達磨　その4（古今亭駒治「がっかりの乱」）

落語協会は今年で市馬会長も勇退し、次がなんとなく正蔵師の雰囲気になってます。 でも今回のニュースで、また違った動きもあるんじゃないですかね、ときく麿師。 人間国宝が会長をすべきという価値観か。 それとも、協会のトップじゃ… 続きを読む 新作落語せめ達磨　その3（林家きく麿「童謡づくり」）

子供の終業式も終われば、多少は夜席に行く余裕も出てくる。 東京かわら版をじっくり見たら、22日土曜に新作落語の会「せめ達磨」が見つかった。なかの芸能小劇場。 きく麿、駒治、花いちと私の好きな落語協会新作派ばかり。 特に古… 続きを読む 新作落語せめ達磨　その1（きく麿花いちオープニングトーク）

しん華さんがこの日自販機で水を買ったら、コーヒーが出てきたそうな。 しかも、その自販機にないはずの銘柄が。 トークのおしまい付近で花いち師がしみじみ言う。 しん華さんも激動の人生だよねと。上がって下がって、でも頑張ってい… 続きを読む 御茶ノ水太陽の花いちとしん華（下・柳家花いち「お見立て」）

落語を聴きに大阪に行きたいなと思っていたのだが、結局やめた。 最も好きな上方落語家、笑福亭松喬師も東京に来るし、いいやと。 だが、4月9日の東中野、松喬師の会はすでに完売だった。残念。 この会の代わりに8日の土曜日、どこ… 続きを読む 御茶ノ水太陽の花いちとしん華（上・オープニングトーク）

年の瀬にもう一発現場へ。 27日もPayPay30%還元で北区のスーパーへ。都営地下鉄の1日券を買い、途中で落語も聴いていく。 なんてお得なんでしょう。 神保町らくごカフェ柳家花緑弟子の会、お旦がついているのでワンコイン… 続きを読む 柳家花緑弟子の会9（上・柳家花いち「いいからいいから」）

おさん師は、人間の幸福と不幸はバランスが取れていて、だいたい不幸のほうが多いと哲学的な話をする。 両腕を広げて天秤を表す。花いち師がそのしぐさの真似をする。 なんだか広がりそうな話だが、別にそうでもない。 花いち師は、最… 続きを読む くろい足袋の会2（中・柳家花いち「ママチャリきょうこ」）

9月予定の会、第5弾。 本日9月23日は、らくごカフェで「くろい足袋の会」。 2年前の同じ日に出向いて以来である。 実はこちらの会は控えだった。 毎月23日は堀之内妙法寺（お祖師さま）で「堀之内寄席」がある。 春風亭かけ… 続きを読む くろい足袋の会2（上・おさんvs.花いちグダグダトーク）