「林家つる子」「三遊亭わん丈」抜擢真打昇進決定

基本的には護送船団方式、年功序列で真打を決めていた落語協会、久々の抜擢真打ですよ。 通常、こういうニュースはスポーツ新聞の報道を引用するのだが、まだどこにも出てない。 今日は1本上げちゃったので、4月2日の午前0時に出し… 続きを読む 「林家つる子」「三遊亭わん丈」抜擢真打昇進決定

林家彦いちの新作技法(オチは付けなくていい)

日刊ゲンダイに林家彦いち師のインタビューが出ていた。続きもの。 木久扇師匠に「どうしてうちに来たの?」と聞かれ「家が近いんで」と答えた 聞き手は吉川潮氏。 かつてこの人、小泉進次郎叩きに関わった。あれはなんだったのか。 … 続きを読む 林家彦いちの新作技法(オチは付けなくていい)

好楽無双の時代

【渡邉寧久の演芸沼へようこそ】好楽無双という時代が今、到来している(デイリースポーツ) 好楽無双か。 〇〇無双という流行り言葉はもともと「真・三國無双」から来ているのだろう。 ただ、最近聞いたのは「こじるり無双」が最後だ… 続きを読む 好楽無双の時代

「つまらない落語家ランキング」だと?

2023年の当ブログ、世間で検索されているワードに合わせた記事も積極的に書いていこうと思っている。 これは、商業ブログにおいてはごく普通のことだ。 「落語協会 落語芸術協会 違い」検索は4位まで上昇。 昨日の金原亭杏寿さ… 続きを読む 「つまらない落語家ランキング」だと?

金原亭杏寿二ツ目昇進フィーバーをウォッチ

美人前座で有名な金原亭杏寿さんが2月から二ツ目昇進ということで、主に沖縄のメディアが盛り上がっている。 沖縄に限らず、落語を知らない地方のメディアが出身噺家についてなにか書くと、必ず違和感満載の記事ができる。 日頃から接… 続きを読む 金原亭杏寿二ツ目昇進フィーバーをウォッチ

円楽弟子・三遊亭楽㐂の廃業を美談として読む気持ち悪さ

故・三遊亭円楽さんの弟子・楽㐂が廃業を発表 師匠の死受け「円楽の弟子のまま終わらせてください」 (リンク切れ) 通常、Yahoo!に転載のニュースは消えるのが早いので、元の記事のリンクを貼ることにしている。 だが今日は、… 続きを読む 円楽弟子・三遊亭楽㐂の廃業を美談として読む気持ち悪さ

三遊亭とむ「錦笑亭満堂」で来年真打昇進(抜擢)

落語会の模様をいいところで中断しまして、最新のニュースを。 円楽党の二ツ目、三遊亭とむさんが2023年7月真打昇進とのこと。 兄弟子の好一郎師に続き、また好楽一門である。 実際問題、現在の円楽党はこの一門で持っているので… 続きを読む 三遊亭とむ「錦笑亭満堂」で来年真打昇進(抜擢)

春風亭柳昇の芸術祭賞受賞(1982年・花王名人劇場)

昨年「拝鈍亭」に瀧川鯉昇師を聴きにいった。今年も行こうと思ったのだが、〆切をやっつけないとなりません。 その前にテレビの落語からネタを。 新しい局、BSよしもととBS松竹東急でもって、ちょくちょく古い落語の番組が録れる。… 続きを読む 春風亭柳昇の芸術祭賞受賞(1982年・花王名人劇場)

隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から

昨日は古今亭菊之丞師出演の日本の話芸につき、マクラだけ取り上げた。 よく考えたら、「寝床」のマクラで林家三平を取り上げるというのは、つまり「あの人は素人だ」と宣言しているようなものだ。今になってようやく師の企みに気づいた… 続きを読む 隠し「ごとば」について・・・柳家さん遊「青菜」から