春風亭百栄「フェルナンド」

オリンピックを巡るいろいろをひそかに嘆きつつ、スポーツ落語を一席取り上げることにします。 緊急事態宣言発動らしいが、もう寄席を閉めようとする政治家などいるまい。 またしても浅草お茶の間寄席から。 毎週増えるので、整理に非… 続きを読む 春風亭百栄「フェルナンド」

丁稚の落語百科(「へ」の巻)

百科事典、今日は「へ」の巻です。 「へ」で始まる落語関連の用語はあまりないですね。 無理やり集めてみましたけども。 へ 謎のワード、知ったかぶりの和尚も知らない「転失気」の正体。すなわち放屁。 珍念さんがおならを借りに歩… 続きを読む 丁稚の落語百科(「へ」の巻)

三遊亭白鳥「死神ちゃん」

米津玄師のおかげで古典落語「死神」が一躍ブレイクである。 あやかって(頭に乗って)死神関連を私もひとつ書こうかなと。 安易だね。 コロナで閉塞感漂う現代社会に、死神はぴったりな気がしますよ。 主人公が死んでしまう珍しい落… 続きを読む 三遊亭白鳥「死神ちゃん」

迷惑系落語ブロガーになろう!

「おとっつぁん、落語のブログは最近どうなのさ」 「なんだ、落語好きが高じて親父をおとっつぁんと呼ぶ息子。おとっつぁんのブログな、引越し後もなかなか盛況だぞ」 「そりゃよかったね。でもなんで引っ越したんだよ。せっかく検索に… 続きを読む 迷惑系落語ブロガーになろう!

JR乗車拒否騒動をもう一度だけ語る(ライターの資質)

おかげさまでGoogleの自動広告が載るようになったのだが、特にスマホ版はかなりウザいですね。 すでに導入している姉妹ブログのほうは、こんな極端じゃないのだけど。 できる範囲で調整していきます。 さて、今日は2か月前の話… 続きを読む JR乗車拒否騒動をもう一度だけ語る(ライターの資質)

丁稚の落語百科(「ほ」の巻2)

井戸の茶碗収録 (「ほ」の巻1に戻る) 細川越中守 落語によく出てくる実在の殿様。肥後熊本藩主。 井戸の茶碗では、小汚い茶碗が名器と知り、300両で買い上げる。 竹の水仙では、左甚五郎作の木彫り水仙を、やはり300両で買… 続きを読む 丁稚の落語百科(「ほ」の巻2)

丁稚の落語百科(「ほ」の巻1)

久々の百科事典です。「い」の巻はこちら。 当初はこのシリーズ、決してアクセス数多くなかったのですが、徐々に増えてきました。 ありがとうございます。 さて、「い」「ろ」「は」「に」と来て、今日は「ほ」。いろは順でなく、50… 続きを読む 丁稚の落語百科(「ほ」の巻1)

噺家の育成を夢想する(下)

さて、ここまでの前半生、無数の組み合わせが考えられうる中、ようやく26歳ぐらいで入門することにする。 現代では、決して遅いほうではない。 どこに入門するかは一生を決める重要な問題だ。 どの師匠についたら、落語の基礎が学べ… 続きを読む 噺家の育成を夢想する(下)

噺家の育成を夢想する(上)

ウマ娘プリティーダービーというゲームが流行っているらしい。うちの中学生もやってます。 競走馬育成シミュレーションに萌え要素を加えたゲームのようだ。 私が競馬ファンだった頃の馬の名前ばかり、息子の口から出てくるので驚くのだ… 続きを読む 噺家の育成を夢想する(上)