【古典落語・そば清】落語の最重要要素「いただき」論の実践

先日、落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)という記事を書いた。 そこそこヒットしました。 だがよくわからないのは、「中」のアクセス数はさほど増えていないということ。 1年後にようやく書いた「下」だけ独立してヒ… 続きを読む 【古典落語・そば清】落語の最重要要素「いただき」論の実践

文章を書くことについて堀井憲一郎に刺激をもらう

Yahoo!に転載されていた、堀井憲一郎氏の最新コラムを読んだ。 リンク先は元のサイト「現代ビジネス」のものである。 「落語を覚えること」と「文章を書くこと」の間にある「意外と深い関係」についてご存知ですか…? 以下堀井… 続きを読む 文章を書くことについて堀井憲一郎に刺激をもらう

拝鈍亭の橘家圓太郎2(下・「蛙茶番」)

長いらくだの後、「前座もいないんで」と自分で座布団ひっくり返す圓太郎師。 また自分が座るのに、高座返しは必要なのだろうか? 仲入り後、2席目の圓太郎師、まだまだマクラたっぷり。 楽屋で昔のネタ帳を見てました。この会はもと… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎2(下・「蛙茶番」)

拝鈍亭の橘家圓太郎2(上・一度サゲてから、考え直して続ける「らくだ」)

黒門亭1部の終了後、拝鈍亭の開演5時まで3時間。ブログ書いてたらアッという間だ。 まっすぐ護国寺を目指すなら湯島駅から行くのがよかったのだが、ふらふらして結局秋葉原から日比谷線に乗り、築地・新富町経由での大回り。 頑なに… 続きを読む 拝鈍亭の橘家圓太郎2(上・一度サゲてから、考え直して続ける「らくだ」)

黒門亭22(下・柳家さん遊「三人旅」)

仲入りは柳家甚語楼師。2016年以来と大変なご無沙汰。 実力派で、鈴本の主任だって取る。決して嫌いな人ではない。 この日も目当てのひとり。まあ、全員目当てだけど。 黒門亭のおかげで、こうした実力者を聴く機会が生まれる。 … 続きを読む 黒門亭22(下・柳家さん遊「三人旅」)

黒門亭22(上・柳亭市若「初天神」)

〆切りを終え、超久々の黒門亭へ。 前回はなんと3年前、2020年の正月だ。そんなに空いてるのか。 自分でも驚いた。 コロナに翻弄され続けた黒門亭、ようやく普通にオープンしている。別に電話予約もせず、当日行けばよし。 私は… 続きを読む 黒門亭22(上・柳亭市若「初天神」)

「オチを付ける」ということばから、オチの不自然さを読み解く

当ブログでは、繰り返し落語のサゲについて考えてきた。 落語について考え続けることは、実に楽しい。 一昨日、1年振りに執筆した「いただき」の記事もまた、サゲの存在あっての内容である。 一席の落語を締めくくるサゲ(オチ)は、… 続きを読む 「オチを付ける」ということばから、オチの不自然さを読み解く

落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)

今やアクセス1日800、月別閲覧数5万超を誇る当ブログだが、時としてまるでお客さんの来ない記事もある。 1年前に書いた続き物だが、上中下3回に分ける想定でいた。 当時「中」のアクセスがあまりにも低かったので、途中で打ち切… 続きを読む 落語には、サゲより大事な「いただき」がある(下)

人間国宝の評価をでっち定吉が下げた

Googleポータルに続けて当ブログの記事が掲載されている。 昇太と一之輔の「春風亭」 上方落語をきく会2023(上) 神田連雀亭ワンコイン寄席46(下・笑福亭希光「狸の化寺」) 「画が突然浮かぶ」落語の秘訣 よく知らな… 続きを読む 人間国宝の評価をでっち定吉が下げた

「新作落語は貶められている」までワンセットでネタ(三遊亭白鳥「パパラギ」より)

「浅草お茶の間寄席」の録画が毎週たまってどんどん増えていく。 2月の頭にTVKで流れた三遊亭白鳥師の「パパラギ」をようやく観たところ。 パパラギは、師匠・円丈の作品。壮大な実験作である。 ちなみにこの放送のカップリングは… 続きを読む 「新作落語は貶められている」までワンセットでネタ(三遊亭白鳥「パパラギ」より)