ワクチンとかセクハラとかいじめとか、いろいろ

文珍の弟子の桂惑珍です。
違います。でっち定吉です。
昨日、一回目のワクチン接種に行ってきました。
当ブログがこの後毎日続くようなら、でっち定吉は無事だったと思ってください。
無事でも、ネタが毎日続くかという根本的な問題はあるのだが。
接種の際、本人確認なかったけどいいのかな。

1回目の接種のあと、免疫が落ちて罹患するという例があるので、気を付けないと。
雲助師もこれだった。
さっそく副反応だと思うのだが、普段そんなに痛んだりはしない、腰がやたらと痛む。
左の肩に打ったので、左の腰だけが痛むみたい。

接種をするしないは本人次第。強制されるものでも、同調圧力で迫るものでもない。
それはそうと、重篤なアレルギー等があるわけでもないのに「接種しない」と宣言している人は、非常に気に入らない。
なにが気に入らないか。
自分の人生が、他人に比べて価値が高いとでも言いたげな傲慢さを、かぎ取ってしまうからだ。
他人に迷惑を掛けず生きていくためには、すべからく接種すべき。あんた一人の命の価値など、他人と比べたときいったいなんぼのもんじゃい。
ごくまれな例として、死んじゃったらそれも仕方ないさ。

鈴本演芸場の記事を1週間続ける前、セクハラ提訴の記事は、ブログ引越し以来初のブレイク記事となった。
「上方落語 セクハラ」で検索すると、共同通信から提供を受けた各社の同じ内容のニュースが並ぶ。その後、最初にヒットする一般記事が私のものだ。
検索での訪問が多かったみたいです。
当ブログの実力が思わぬところで現れた。ツイッターに張られてアクセス上昇するよりは嬉しい。
内容的には、喜ぶのははばかられるが。

当ブログに劣位してヒットする記事に、某はぐれ噺家のブログが出てきた。
読んでみたが文法が破綻していて、なにが言いたいのやらさっぱりわからん。せっかくお客さんが来るチャンスなのに。
文章力というものは、日々垂れ流すだけではまったく向上しないことがよくわかる。
修辞を凝らそうと企む前に、論理的な整合性が取れていないと。

それにしても、ツイッターなど見ていると相変わらず、民事訴訟と刑事訴訟との区別がついていない人が多い。
加害者の名前がなんで出ないんだとか。
民事の公判が開かれただけの段階で、そうそう出たりするものか。
そのうち、文春に出る。きっと。

小山田圭吾。おやまだ、と言いつつ辞任しましたが。
この件についてはいろいろ、落語の範疇を超え書きたいこともあるが、今日はごく枝葉である、落語界の狭い反応だけ取り上げます。

立川流の悪い噺家である雲水がつぶやいている。
とはいえ、最近の一連のツイート、逐一読んではいないが、目くじらを立てるほどではないとも思う。
人にやたらとマウントするのでなければ、政権批判だって別に自由だ。
さてその雲水、どうして売れてる兄弟子に切り捨てられても耐えてるのだろうとずっと思っていたのだが、ついに本音をつぶやいている。
ここで非難しているのは、主に志らくのことである。

志らくたちはかつて、「“超”放送禁止落語会」において、障害者を揶揄して解放同盟に糾弾された。
正確に言うと、メンバーは次の6人。

  • 立川平成(現・快楽亭ブラック)
  • 立川談之助
  • 立川志らく
  • 春風亭勢朝
  • 立川談春
  • 朝寝坊のらく(廃業)

勢朝師以外は立川流。
当時はまだ、「笑ってはいけないことを俎上に載せ、ことさらに笑う」という文化が存在した。それがいいとは言わないし格別好きでもなかったが、文化の存在までは理解している。
ブラック師など、今でもやってるわけで。
さて私は、たびたび当ブログで取り上げている通り志らくは大嫌いなのだが、この雲水の批判を見て「よく言った」とはまるで思わない。
批判するならこそこそでなく名前出してみろ。与党政治家や五輪の委員を槍玉に上げるのと同じく。
相手がそもそも付き合ってもらえない売れっ子なのに、「付き合わないことに決め」てもね。
ちなみに先日末広亭に入っていたではないか。あれは付き合わないことに決めているはずの、談之助師のおかげではないのかな。

そもそも前総理の病状を揶揄、というか言葉の暴力を用い、同じ病気を持つ多くの人間を傷つけた男が、「ぼくは兄弟子と違っていじめなんかしませんよ」と言う資格などあるのか。
あんたも実のところ、志らくと同じ感性をしているのだ。しかも劣化版の。
「世に出たい」のもまったく一緒。
いったいどこに正義があったのか知らないが、弟弟子を広小路亭に顔付けせず、そしてその役目を譲ったあと、テメエが顔付けされなくなったというブーメラン男。
いじめを語ろうなんて片腹痛い。自虐ギャグだというならわかるけど。

作成者: でっち定吉

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