オリンピックから、世間から弾かれる人

ワクチン副反応で、終日左半身がずっと痛いでっち定吉です。まあ、効いてるということでしょう。

ネタは書いたのに、予約の日付間違えました。1時間遅れで今日も更新します。

いよいよオリンピックの競技が始まりました。
いくら日本選手が勝とうが、かたくなに「見ない」「大失敗を願う」という人が、かなりの割合でいるのでしょうな。
でも開会式、意外と盛り上がるんじゃないですか。音楽がどうなってるのとか。
私も観ますよ。
まあ、隙を見て落語も行くつもりですけども。

閉会式の頃には、「まあ、いろいろあったがやってよかったな」ぐらいの感じになっていることを願っている。
私は政権の回し者ではない。日本人が分裂しているのが嫌なのだ。
そもそも無事に閉幕しても、内閣支持率が激上がりすることなどないだろう。
旧態依然の、人脈政治、男たちの政治は今回を機に転換を余儀なくされるのだろう。
ただ、新たな受け皿がどこにもないという。
権力中枢が分散していくが、世の閉塞感は特に変わらない。残念ながらそうなるのでしょう。

オリンピックを取り仕切っている電通への批判が盛んな中、「金鳥の新聞広告がすばらしい」という記事を読んだ。
新聞広告を作ったのは大阪電通。
なにひとつ間違っていないのだが、頭がクラクラする。
大阪電通の作る金鳥のCMは、テレビもラジオも大好きです。

小山田圭吾の没落により、今後イキった文化人は二度と表舞台に出てこられない、そんなルールができるようである。
そして絵本作家ののぶみも自主退場。

小山田は、驚くほど世間で同情されない。ここまで徹底して、社会の敵として扱われる人は、小室さん以来。
それについて理解はしている。一般人からしたら、あちら側にいる人なのだ。
それはそうと、雑誌にいじめ自慢が出て炎上した過去を知っている者からすると、今回の騒動についての違和感が果てしない。
小山田圭吾(コーネリアス)の名を見るたびに、「いじめ自慢炎上の」という枕言葉が、私の中ではついていた。
知っていて、もちろん愉快には感じなかった。だが彼がメディアの端っこにでるたび、嫌だなとは思ったが「あんな奴クビにしろ」とまでは思わなかった。
思ったほうがよかった? それとも、NHKの「デザインあ」(正直、好きな番組だ)ぐらいだったら、黙っていたのが結果的に正解?
オリンピックにかかわらなければ、それでよかったってこと?(たぶんそう)。
結論としては、どんなに矮小化しようとしてもオリンピックはそれだけスゴイってこと? なにがなんだかよくわからない。

フリッパーズ・ギターの「恋とマシンガン」はオザケン作曲なので無実。
だが、ちびまる子ちゃんのオープニングテーマだったカヒミ・カリィの「ハミングがきこえる」は小山田作曲だからアウト。
誰がアウト認定する? 世間ですね。
でも「ハミングがきこえる」はいい曲だよね。小山田の曲だと気づきショックを受ける人も多いのでは。

のぶみも、評判悪くなるそのずっと前に、絵本を息子に与えていたのでモヤモヤする。
鉄道好きの息子の書棚に、大事に取っておいた「しんかんくん」シリーズが3冊ある。
息子の幼少期にケチが付いた気がしてならない。
作品に罪はないって? そういう方は「一杯のかけそば」にも、ぜひそう言ってやってください。
のぶみ氏の生家は教会。なぜ知っているかというと、評判悪くなる前には、こうした事実も普通に露出していたからだ。
ごくまれにだが、生家の教会の前を私は今でも通る。
ほんの一時期だが、のぶみイラストが教会の表に表示されていたりしたのを思い出す。
その後まったくイラストが出なくなったなと思っているうちに、評判急落。
実家との関係までうかがえる。

のぶみの本性は、架空の暴走族自慢をしていたという、相当にイタい人。
さてここから、ほぼこじつけなのだがようやく落語の話に入る。別によろずブログをやろうというわけじゃないので、落語から離れすぎると不安なもんですから。

本物の暴走族、というか珍走団と呼びたいが、その総長だったのが瀧川鯉斗。
もういいんじゃない? いつまでも、「元暴走族の落語家」に需要なんてあるのかな?
暴力文化人が次々退場する中で、暴力アピールがいつまで持つ?
鯉斗の個性は「元暴走族」にしかない。誰ひとり「落語が上手い」とは言わない。
上手くなりそうな気配も、別にない。味が出るとかも含め。

何度も書いているが、本業がしっかりしていない噺家は、テレビで活躍できないというルールがある。
本業がダメな人は、やがて自然退場。テレビに出たければちゃんとしないと。
志らくはどうだって? 志らくが上手いとは思わないが、もう少し下のレベルの話です。
このままでは鯉斗も、いずれ呼ばれなくなるとは思っている。
落語が下手なまま、これに抗う方法、ないことはない。「落語が本業である」というこだわりを捨てて、レポーターなどを本職にするなら、ローカルで活躍できる可能性がある。
ならば名古屋でなんとかなるのでは。
余計なお世話ですが。

続編です。

 
 

作成者: でっち定吉

落語好きのライターです。 ご連絡の際は、ツイッターからメッセージをお願いいたします。 https://twitter.com/detchi_sada 落語関係の仕事もお受けします。