「昨日インターネットのヤホーで調べまして」
「ヤフーですよ。懐かしいですねこの入り」
「大きな都市をひとつ見つけてしまったんですよ」
「大きな都市、どこでしょうね」
「東京って知ってますか」
「知ってるよ。ここがそうでしょ」
「このトンキンは」
「トウキョウだよ。読み方変わっちゃってるよ」
「この東京Xは」
「豚だよそれは。高級な」
「この東京ホテイソンは」
「芸人だよ。オリンピックどっか行っちゃいましたね」
「この東京演芸協会は」
「誰も知らないよそんな団体」
なんだこの導入。
サッカーも初戦突破。今日はいよいよオリンピック開会式です!
興味ない? それは、失礼しました。
音楽の代わりにナイツを呼んで、オリンピック漫才でもしてもらったらいいと思ったのです。
今日はどんな失敗があるんだって? 興味あるんじゃないですか。
私はオリンピック自体に興味あります。いけませんか。
開会式では、三波春夫先生の「東京オリンピック音頭」を流すしかないでしょう。名曲です。
それとも「世界の国からこんにちは」にしましょうか。これは万博か。
「栄冠は君に輝く」にするか。暑いしね。
意外にも、昨日の内容に、予期しない続編ができましたよ。
私のワクチン副反応は、ようやく収まってきました。まだちょっと筋肉痛だけども。
小林賢太郎まで追放とはな。
特上「小山田圭吾」、上「のぶみ」と来て、並「小林賢太郎」まで。
だんだんやらかしたレべルは下がってきたとはいえ、世間の扱いは同じようなもの。
しかし、コバケンについてはとても気の毒だ。そんな呼び方してる人はいないが。
お前はなんだ? ユダヤ人差別者の肩を持つのかって? 持たないよ。
問題になったラーメンズのコントで扱ったユダヤ人の話題は、「ユダヤ人虐殺ごっこ」というワンフレーズだけである。
不謹慎なものの代表として、このワードをギャグにしただけだ。「こんな内容を扱ってはいけない」という内容のコントが、バッシングされる世の中。
そもそもネタ選択がいかんのだ。そんな主義主張はわかるさ。
国際問題に発展しかねない状況での追放劇も、理解はしているさ。受け入れるしかないさ。
だがな、しみじみやるせないなという話である。
それに、小山田とのぶみ、そして小林は地続きには違いない。「程度」でもって切り分けるのは、どのみち難しい。
しかしこれで追放されるということだと、一昨日に書いた「“超”放送禁止落語会」の噺家6人もアウトだな。
私が批判したのは(褒めもしないけど)、6人のほうではない。
なにがあったかぼやかしてツイートしていた、ヘタレマウンティング野郎の立川雲水を批判したのである。
だがこのご時世で、私のブログをきっかけに噺家6人が追放されたらエラいことだな。
志らくは嫌いだが、過去の言論で追放されればいいのに、そう願ってまではいない。
当時のメンバーに談春とか、落語界に貴重な人もいることだし。
まあ、書いたものを取り下げたりはしません。過去がほじくりだされて思わぬ結果になるのはもはやトレンドだし。
愛人DVの桂春蝶も、禊が済んだようだが改めて追放となることになる。小山田と同程度にタチが悪い。
そういえば、「デザインあ」への小山田起用に関するNHKの釈明が出ていたっけ。
それで思い出した。少々前に見つけたものがある。
事件後の春蝶をラジオ関西に復帰させたときに、番組審議会にその件が取り上げられているのだ。
第624回 放送番組審議会議事録 (ラジオ関西)
DVも問題だが、反社会勢力との関係の確認が重要だったそうで。
なにしろ「ヤクザに頼んでお前の子供の手足を切り落として、その動画を送りつけてやる」と言ったらしいので。
このイキりかた、小山田に似てるね。
今はもう、ラジオはやっていないけど。
私は別に、春蝶の永久追放に積極的に手を貸そうと思っているわけではない。
だが、消えてくれたら落語ファンとしてちょっと嬉しくはある。左翼の人の喜びようとは違うけど。
無頼な噺家がいるのはいいけども、世話になっていた愛人をボコボコにする噺家にはいて欲しくない。
こういうのに比べると、昨日取り上げた瀧川鯉斗などは全然いてもらって構わない。まあ、消えるのは一緒にせよ。
なんでもそうなんですが、話題の中心よりもその周りに面白い事が転がっていてそれを突っつく人がいるのがネット社会。
大相撲の取組みよりも溜まりにいる妖精や名古屋の女将、そして芸能人をチェックする方が面白いとか。
東京五輪も開会式のイベントよりも天皇陛下の開会宣言を座って聞いていて途中で気が付き慌てて立ち上がる百合子とガースーとか。
嫌な時代なのか面白い時代なのか?当事者はたまったもんではないと思いますが。
「面白い時代」のほうに一票入れます。
当事者にはタフな精神が求められます。大変ですが。