笑点収録が一之輔への配慮でスタジオに戻っている

ネタがないまま夜になった。

地上波笑点は、いずれ特大号でディレクターズカット版として流れる。
日曜の夕方は出かけていることが多いので、あまり見ていない。
だが、もしかすると今回から一之輔師の色紋付が決まってるかもしれないと思い、録画して先ほど観てみた。
まだでしたね。

私の予想は、花色です。花色木綿の花色。強い青。
根拠は特にない。
紫は引き継がないと思っている。
別に、円楽師と一之輔師にさしたる接点もなかったわけで。
毒舌という薄い関連で無理に結びつけることはない。

一之輔師への配慮と思われるが、発表の前日の収録で、3本まとめて撮ったようだ。通常は2本撮り。
今週はその次だが、収録がスタジオになっているではないか。
ついに土曜日が開いてなくて、平日に非公開で撮ったものと思われる。
なるほど。
今年いっぱい、「決まった仕事のため地方に行かなくてはならないので」公開収録を欠席すると予想した。
だが、番組のほうから合わせてくれたらしい。

しかし他の師匠方は月2回の土曜日は、予定も入れずに開けていたわけで、気の毒ではある。

今後もこの方式はあるんじゃないか。
スタジオ併用と、3本撮りでなんとかしようという。
Wブッキングを理由に決まった会のすべてをキャンセルさせられた宮治師とはずいぶん扱いが違う。
まあでもいいんじゃない。宮治師のほうも、挨拶でも話していたがネタになる。

それにしても、面白かったですね。特にたい平師とふたりで司会を責めるやり取りが。
全体のチームワークがすごくいいなと。
一之輔師も、早くもジャストフィットしたようで。

円楽師の、司会を譲れネタは大嫌いだった私だが、後輩が先輩に歯向かっても不快感はまるでない。
まあ感性はひとそれぞれだから、「昇ちゃんに向かってなんて失礼なの!」とプンスカしてる視聴者もいるかもしれないけれど。

日曜は落語の番組がいろいろあるから、ネタができるかなと期待したが、それほどでもなかった。

浅草お茶の間寄席では、私が観た年末の高座が徐々に出てきた。
今日のTVK(本家・千葉テレビより遅れる)では、三笑亭可龍師の「古着買い」とねづっちが出ていた。
調べてみると、昼トリ古今亭今輔師の「雑学刑事」、夜トリ桂枝太郎師の「浅草の灯」も流れるのだそうで。
昔昔亭桃太郎師の「ぜんざい公社」、春風亭昇々師の「お面接」も。
宮田陽・昇もあるらしいが、漫才版子別れならいいんだが。なんとなく別日収録の、普通の漫才の気がする。
さらに、坂本頼光先生までも。
浅草演芸ホールに行って、カメラが入っていると損した気がするあかにし屋の私だが、どうせならもう1回観て楽しみましょう。

最も楽しみにしているのは、古今亭寿輔師の、「英会話」をしくじってやり直した高座である。
これはデキがどうかではなくて、どう編集してあるのかが楽しみ。なにごともなかったような編集はしない番組だと思う。

春雨や雷蔵師の日本の話芸(文違い)をまだ観ていない。
観てよかったらネタにするか。
ただ日本の話芸、再放送が2回あった頃は最初の放送を観てすぐブログに書くと、再放送を観た人を結構捕まえられた。
現在は明日月曜の早朝しかないので、間に合わぬ。

ちなみに2月は4回出かけて、使った木戸銭は5,000円。
実にいい感じ。
東京かわら版に広告の出てた、第2回「立川雲水の番」5,500円より安いぞ。
かわら版といえば、今月聴いた柳家小ふねさんは「月コレ」に、林家きよ彦さんは「似顔絵コウザ」にそれぞれ登場していた。

今日はこんなところで。

作成者: でっち定吉

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