そうだ寄席に行こう

当ブログ、Yahooでやっていた前身の「丁稚定吉らくご日常」時代を含め、今日から毎日連続更新4年目に入ります。
こちら現ブログに移さなかったのも多少ありますし、多くの記事は連載をまとめて1日にしていますので、歯抜けです。だから過去3年分のすべてのカレンダー上に、記事が載ってるわけじゃないのですが。
連続更新が始まる前の記事も、4か月分あります。

いずれにしても、もう3年も続けたのだからいいでしょう。
これから先、急に休むかもしれませんので、あらかじめお断りしておきます。さっそく明日のネタもないし。

連休中22日は、「らんまんラジオ寄席」の公開収録があったのに、急用で残念ながら行けなかった。
隅田川馬石師と、柳家小里ん師がトリ。ねづっちや母心も出る私好みの番組だった。
当選ハガキにナンバリングがあるわけではなく、行かなかったからといってブラックリスト入りにはならないのは幸い。
ちなみに、今回の録音は、ハガキによる募集だけだったようだ。やはりハガキだと大幅に応募の数は減るらしい。

それでも、23日の堀之内寄席、24日の梶原いろは亭のどちらかに行こうと思ったのだけども、仕事していたり、体調がすぐれなかったりして止めた。
どちらも二ツ目さんの番組。いずれも、私の好きな人たちが出ていた。
二ツ目の落語、ほとんど聴かない落語ファンも多数いると思う。好きとか嫌いとかいうこととは別に、真打とは活躍場所が違うのである。
だが、神田連雀亭などもそうだが、行くところに行けばずいぶんと遭遇する。
そして、上手い人ならかなり楽しい。
二ツ目をよく聴いているおかげで、真打昇進が楽しみになるというスパイラルはある。青田買いの魅力も。
だがいっぽう、寄席の定席にもずいぶんご無沙汰している。
あれ、私は池袋演芸場が自称ホームグラウンドだったんじゃないの?

最近ちょっと二ツ目に寄りすぎたかなという気もしているのである。安くていいのだけど。
あんまり行き過ぎて、この両日の演者たちに、「あのおじさんまた来てるな」と言われそうな気がするのだ。
堀井、広瀬の両氏のような有名人ならともかく、ただのブロガーが演者に覚えられてもな。
私は、演者と仲良くなろうとするような観劇スタイルではない。できれば気配を消して高座に向かいたいのだけど、つ離れそこそこの席でもって、顔を覚えないほうがどうかしている。

来月から、ちょっと寄席に主軸を移し直そうかなと思っている。披露目も両協会であることだし。
早速、鈴本の10月上席昼は柳家喬太郎師だ。これは、必ず1日は行くつもり。
鈴本は喬太郎師だから関係なく行くが、残念なことに入れ替え制の寄席。
流し込みの寄席も行きたいな。仕事が忙しいということもあるが、本当は空き時間がわりと出てしまうため、合間に神田連雀亭に行っているのである。
最初から仕事があろうがなかろうが、休みと決めた日なら、居続けもいいんじゃないだろうか。
そして、実はそのほうがパフォーマンスがいい。
毎週寄席に行ったとしても、かわら版割引も駆使して1万円強で済む計算。聴ける落語の数はすごいものがある。

とかいいながら、今日も仕事の合間、安い席に行ってるかもしれないですがね。

ともかくも、ブログ開設4年目の「でっち定吉らくご日常&非日常」今後ともご愛顧のほどを。

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カテゴリー: 寄席日記

作成者: でっち定吉

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